想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ 文化とまちづくり叢書

アサダワタル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880654478
ISBN 10 : 4880654477
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
198p;22

内容詳細

音楽は救うか?ミュージシャンから軸足を移し地域の課題解決に臨んだ著者が問う、音楽×想起によるコミュニティデザインの可能性。

目次 : 第1章 音楽実践の「幅」をめぐる議論―「音楽する」とは何か/ 第2章 想起をめぐる議論―想起に「創造性」という視点を与える/ 第3章 アートプロジェクトにおける事例研究―「コピーバンド・プレゼントバンド」「歌と記憶のファクトリー」を通じて/ 第4章 日常的実践における事例研究―歌声スナック「銀杏」における同窓会ならびに校歌斉唱の現場を通じて/ 第5章 総合考察―「想起」という経験、「音楽」という経験に立ち返って/ 第6章 「想起の音楽」現在地からの展望―むすびにかえて

【著者紹介】
アサダワタル : 1979年生まれ。大阪出身。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学、博士(学術)。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員、アーティスト、文筆家。音楽や言葉を手立てに、人々の生活・コミュニティときわめて近接した共創的表現活動の実践と研究に取り組む。これまで神戸女学院大学、立命館大学、京都精華大学等で「芸術と社会」に関連する科目(アートマネジメント、文化経済論、ソーシャルデザイン等)を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Yuko さん

    「音楽」という概念が覆された。纏められないので抜粋・クリストファー・スモール Musicking「音楽するTo Music」音楽実践をより広い解釈で捉え直す。音楽とは「モノ」ではなくて人が行う何者か、すなわち活動(23)・「能動的」オーディエンス 聴取:作曲家(演奏家)と解釈者(聴取者)の間に存在するのは「作品」ではなく「痕跡」という概念(25)・音楽の「内容」のみが取り上げられがちであった「想起の仕方」に対して音楽が聴取される「場」の在り方、あるいはその「場」のデザインの仕方にまで視野を拡大(114)

  • 阿部 さん

    トークイベントで話を聞いて即買いした。 コミュニケーションデザインの方法として、音楽による想起を用いた方法が提案されている。 音楽に限らず、人と人をつなぐ一つのキーワードとして「記憶」のもつポテンシャルはあると思うし、そこは演劇とも関連づけて考えていきたい。 コミュニケーションデザインのための音楽ではなく、社会的経験と美的経験の二つの視点が最後まで貫かれてたのが心強かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

アサダワタル

1979年生まれ。大阪出身。文化活動家/アーティスト。文筆家、社会福祉法人愛成会品川地域連携推進室コミュニティアートディレクター。2000年からバンド活動を始め、その後、関西でNPOや寺院に勤めながら「社会活動としてのアート」を展開。10年にフリーとなり、全国各地に滞在し、企画や執筆を手がける。東京

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品