和菓子 伝統と創造 何に価値の真正性を見出すのか 文化とまちづくり叢書

森崎美穂子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880654423
ISBN 10 : 4880654426
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;21

内容詳細

いま、何が起こっているのか?歴史や伝統によって評価されてきた和菓子と業界のありように、“コンヴァンシオン理論”の“シテ概念”を導入して、和菓子の多様な価値づけを説明する試み。

目次 : 第1章 食文化としての「和菓子」/ 第2章 和菓子産業の現状/ 第3章 京菓子の世界―暖簾、職人技、伝統美/ 第4章 新しい価値の登場―アート化(唯美化)、コラボレーション、プロジェクト/ 第5章 和菓子文化の海外発信―フランスを事例に/ 第6章 これからの和菓子

【著者紹介】
森崎美穂子 : 大阪市立大学大学院創造都市研究科客員研究員。大阪市立大学大学院創造都市研究科博士後期課程修了。博士(創造都市)。現代まで受け継がれてきた伝統的な食文化、とりわけ和菓子に注目し、その地域資源としての活用を研究テーマとしている。食文化と地域農業をテーマとした観光振興について日仏比較研究を実施中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かーんたや さん

    商業ベースに乗せるのは無理あるから、暇な老人向けに今更と言わずできる範囲で継承してみませんかプロジェクトでもやったら?

  • ロバパン さん

    図書館で借りた本です。和菓子の論文……奥が深い1冊でした。

  • もけうに さん

    非常に興味深く、面白かった。学術的だが、和菓子・郷土史・民俗学・社会学・西欧のテロワールとの関連・日本文化との繋がり、等多方面から論じられており、視野が広がる。文系人間なので、新書のブルーバックスよりこちらの方がずっと読み易く理解も容易。

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの要約 和菓子作りは職人の手仕事から機械化へ移行した。高度経済成長期には、江戸時代から続く御菓子司と呼ばれた老舗の菓子屋も、企業化し、機械を取り入れた。伝統的に、茶道や神社仏閣などの権威筋とともに発展してきた和菓子は、長崎のカステラ、佐賀県の小城羊羹、鹿児島県の軽羹、長野県小布市の栗菓子などに見られるように、地域の食文化の重要な要素をなしている。更に現在では、外国人観光客などによる上生菓子のインスタグラムへの投稿により和菓子がエキゾチスムを駆り立て、好奇心の対象をなし、活性化している。

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