「正しい」イスラームをめぐるダイナミズム タイ南部ムスリム村落の宗教民族誌

小河久志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872595208
ISBN 10 : 4872595203
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;22

内容詳細

「ダッワに行く」(ダッワとはイスラームの宣教運動のこと)2004年4月28日、タイ南部で警察派出所の襲撃に参加したムスリムの多くが、事件の前日にこう言い残したという。このダッワをはじめとしたイスラームをめぐる外的諸力が、タイ南部のムスリムの生活にいかなる影響を与えているのか。現地でのフィールド調査をもとにその実態を詳細に描き出す。

目次 : 第1章 イスラーム世界のなかのタイ、タイのなかのイスラーム(イスラーム世界とタイ/ タイ・ムスリム概観/ M村)/ 第2章 イスラーム復興運動団体タブリーグと村落社会(タブリーグ概観/ タイにおけるタブリーグ/ M村におけるタブリーグ/ タブリーグをめぐる村人の対応)/ 第3章 イスラーム教育の拡充と正当性をめぐるせめぎ合い(タイの初等・中等教育段階におけるイスラーム教育/ M村におけるイスラーム教育の変遷過程/ 「正しい」イスラーム教育をめぐるせめぎ合い)/ 第4章 民間信仰をめぐる実践の変容(民間信仰の概要/ 変容する民間信仰/ 民間信仰をめぐる村人の関係)/ 第5章 宗教実践の再編:インド洋津波後の動態(インド洋津波/ M村における津波被害と復興支援/ 新たな宗教実践の誕生/ 民間信仰の再興/ 村人の解釈)

【著者紹介】
小河久志 : 1975年石川県生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。総合地球環境学研究所プロジェクト研究員、大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任助教を経て、常葉大学社会環境学部専任講師。専攻は文化人類学、東南アジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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