予言獣大図鑑

長野栄俊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867660263
ISBN 10 : 4867660264
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
348p;21

内容詳細

ユルく、愛らしく、謎な獣たち! 予言獣はこんなにいた!
150点以上の資料を収めた、本邦初の予言獣大図鑑。
予言獣を再定義し、十二系統に分類。それぞれの名称・別名・収載資料名・所蔵機関・資料形態・予言獣出現日・図版・翻刻・現代語訳を収録。図書館司書・アーキビストである長野栄俊が蒐集してきた資料をもとに編んだものである。
クダン研究を牽引するクダニスト″方政紀、小説家でありフォークロア・コレクター≠ナもある峰守ひろかず、わが国屈指の予言獣ハンター♀竓ヤ理紀も加わり、全力で予言獣を追うテキストも収載。
「四人でコツコツ蒐集した資料や事例は、独り占めするのではなく、多くの方と共有したい。そんな思いで作った本書をぜひとも楽しんでほしい。ようこそ、予言獣の世界へ!」

【予言獣の多くは、非合法の印刷物=かわら版として即席に印刷されたものであり、またはそれらを絵心のない素人が転写したものも多くある。したがって、石燕や国芳、水木の妖怪画との間には絵としての完成度に雲泥の差がある。それでも、庶民がさまざまな思いで描いたこれらの図像には、何とも言えない妙味がある。まずは、ページをパラパラめくり、ユルかったり、愛らしかったり、謎だったりする予言獣の姿形を眺めてみてほしい。】‥‥「はじめに」より

【著者紹介】
長野栄俊 : 福井県文書館職員(福井県立図書館司書を兼務)

岩間理紀 : 毎日新聞記者。2013年に入社し、高知、福井、福島の各支局や東京科学環境部に所属。米国のビキニ水爆実験を巡る被ばく者問題や、東京電力福島第一原発の廃炉などを取材する一方で、妖怪の記事を執筆

笹方政紀 : 東アジア恠異学会会員

峰守ひろかず : 小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kiltcool さん

    アマビエがコロナ禍で御守り的な存在として日本人の注目を浴びたのは記憶に新しいところ、勝手ながら上代から綿々と語り継がれてきた存在なのだろうと思っていたが、元来は江戸後期のかわら版のトピックとして当時盛んに取り上げられていた予言獣の一種であり、意外と最近になっての存在であるということは、新鮮な驚きであり、嬉しい発見であった。本書はゆるかわ予言獣がきちんと分類されたうえで(大真面目に)多数取り上げられており、かつ各地に散在しているかわら版の蒐集もかなりのもので、学術的にも大いに意義のある仕上がりとなっている。

  • 夕凪 さん

    かわら版から転写していく素人の描いた予言獣、味がある絵柄で引き込まれる

  • 千代 さん

    ゆるい。だがそれがいい。ただ、思っていたのとはちょっと違っていた。貴重な図版と翻刻、現代語訳で紹介されている。気になったのは『阿磨比古』絵は言うまでもなく可愛い。翻刻: 阿磨比古、現代語訳: 阿磨比古(あまびこ)だけってところもツボ。まぁ参考扱いだし。

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