シリア 戦場からの声

桜木武史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865980547
ISBN 10 : 4865980547
フォーマット
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
279p;19

内容詳細

5度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。2016‐18年のシリアの状況を増補。

目次 : 第1章 初めての中東取材―アラブの春を目撃するために/ 第2章 自由を求める民衆たち―アサド政権の牙城ダマスカスと革命の町、ドゥーマ/ 第3章 死と隣り合わせの世界―シリア全土へと拡散する火種/ 第4章 出口の見えない深まる内戦―薄れつつある民衆の熱気/ 第5章 止まない惨劇―化学兵器使用の影で暗躍する不気味な組織/ 第6章 アレッポ最前線―一ケ月に亘る従軍記録/ 第7章 建国を求めて―もう一つの民衆革命/ 補章 革命の名のもとに始まった戦争―大国の黒い影

【著者紹介】
桜木武史 : 1978年、岐阜県高山市生まれ。東海大学文学部広報メディア学科を卒業後、フリーランスのジャーナリストとして、主に南アジアの国々に取材に出掛ける。取材先はインド、パキスタン、アフガニスタンがある。2010年末から中東で起きた「アラブの春」に関心を持ち、2012年3月から2015年4月まで計5度に渡り、シリアに足を運ぶ。その体験をまとめた著書、『シリア 戦場からの声―内戦2012‐2015』で第3回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミケ子 さん

    TV『クレイジージャーニー』で著者に興味をもち、読んでみた。アラブの春・シリア・イスラム国(IS)・内戦・クルド人、とニュースで言葉は知っていても、自分からは遠いと感じてそれほど関心がなかった。この本で、単純な民衆蜂起の始まりから複雑になってしまった現状までを少しだけど理解することができた。著者は、中立の立場としてではなく、反体制軍に従軍して最前線での取材をしている。イスラム国は台頭前から関わらない方がいいと感じた直感・情報力にホッとした。危険な場面でも明るく、情に厚くて誠実な印象のため応援したくなる。

  • アーク さん

    ISの衰退と共にシリアの話題がマスコミで報道されなくなって久しいけれど、本書を読んで予想以上に深刻なシリアの内情が非常によく分かった。昨日まで普通に会話していた友人が、翌日には物言わぬ死体になっていたり、日毎に政府軍と反政府軍がオセロゲームの如く陣地を奪取しあったり、はたまたそれぞれの軍隊に対して抱いている感情も愛憎交じり合っていたりと、本当の戦争っていうのはこういう事なんだな、と思った。そして、命を賭して戦場に赴き、本書を綴った著者の勇気にも頭が下がる。シリアに再び平和が訪れることを願ってやまない。

  • Yuji さん

    とても興味深かった。やはり反体制派も人によっては嫌われてるんだなー。戦場の項目は読んでるだけでも緊張感がある。結局政権側の勝利で終わってしまったか

  • たんか さん

    クレイジージャーニーきっかけで読んだ。シリア内線がいかに複雑かが分かった。アメリカ、ロシアが絡んだらもう国内じゃなくて国際問題だね。

  • kikizo さん

    メデイアからは伝わってこないシリアの真実。命を懸けて、身分を隠し取材を行う著者。スポンサーもなく、何が彼をここまで動かすのか。

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