サイモン・ヘファー

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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ 〈イギリスの声〉をもとめて

サイモン・ヘファー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865592672
ISBN 10 : 4865592679
フォーマット
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小町碧 ,  
追加情報
:
258p;19

内容詳細

イギリスのクラシック音楽専門放送局「Classic FM」のリスナー投票で史上最多回数にわたり1位!
イギリス人がもっとも愛するクラシック曲《揚げひばり》の作曲家ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、生誕150年を記念して、本邦初の評伝が登場。

《田園交響曲》《南極交響曲》《天路歴程》《「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント》……

20世紀の動乱のなか、イギリスの政治や社会を背景として、先達エルガー、盟友ホルストらとともにイギリスならではの「国民音楽」を探求し、フィンジ、ブリテン、ティペットら後進の作曲家たちを鼓舞しながら「イギリスの声」をもとめた85年の生涯と不朽の名作の数々を、イギリスを代表するジャーナリストが描ききる。

近代イギリス音楽史のみならず、戦争と音楽をめぐる第一級の資料として、いまこそ読まれるべき一冊。
──林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)

ロンドン在住のヴァイオリニスト小町碧と英文学者・高橋宣也による読みやすく格調高い翻訳と、日本版だけに掲載された多数の貴重な写真も魅力。

巻末では、NHK-FM「鍵盤のつばさ」パーソナリティとしても人気の作曲家・加藤昌則が9曲の交響曲の聴き方を親しみやすくガイド。

本書の出版と記念リサイタルの実現に向けてクラウドファンディング実施中!(2022年10月17日〆切)

【生誕150周年】イギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズの伝記の日本初の翻訳出版&記念リサイタルを成功させたい!|Motion Gallery

2022年10月31日日(月)開催。
小町碧 出版記念リサイタルで本書を先行販売します!

ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年
小町 碧 出版記念リサイタル
イギリスの心を奏でた国民的作曲家──民謡から未知の世界へ
https://www.midorikomachi.com/rvw-recital-oji-hall/

日時 2022年10月31日(月)19:00開演
会場 王子ホール(東京・銀座)
出演 小町碧(ヴァイオリン)
   加藤昌則(ピアノ)
   林田直樹(トークコーナー司会)
曲目 ヴォーン・ウィリアムズ
    グリーン・スリーヴズによる幻想曲(編曲:ムリナー)
    『旅の歌』より第7曲「私はどこへさすらうのか?」
    『命の家』より第2曲「静寂の真昼」
    ピアノのための…

[目次]

日本語版に寄せて
2014年版へのまえがき


1 魔法の開き窓 1872年─
2 真の音楽 1901年─
3 スタイルを求めて 1914年─
4 神秘主義の成熟 1922年─
5 「究極の国民音楽」 1927年─
6 戦争の重み 1939年─
7 巡礼者になること 1948年─
8 フィナーレ 1954-58年
コーダ

参考文献
ヴォーン・ウィリアムズ名盤選

《グリーンスリーヴズ》だけではもったいない!
 交響曲で味わうヴォーン・ウィリアムズの魅力(加藤昌則)
訳者あとがき(小町碧・高橋宣也)

索引
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ略年譜(高橋宣也編)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ主要作品(高橋宣也編)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ろべると さん

    「グリーンスリーヴスによる幻想曲」で有名な、イギリスの作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)は、1958年に85歳で世を去るまでに、9曲の交響曲を作曲した。最後の3曲は80歳を過ぎてからの作品だそうで、大したものだ。これまでイギリス全般についてあまり興味がなく、RVWも捉えどころがないと思っていたのだが、なぜか最近惹かれるものを感じる。ターナーなどの絵画やカズオ・イシグロの小説にも通じる、田園の夕景や荒れ狂う北海などの心象風景に戦争の体験も加味されて、近代英国の歴史絵巻をたどる思いである。

  • Decoy さん

    生誕150周年を機に刊行された、日本で初めてのヴォーン・ウィリアムズの評伝。生涯がコンパクトにまとまっており、英国固有の音楽を求める過程、戦時中の活動、晩年の驚異的な創作力などが、よく理解できる。ただ、著者による作品評価が、やや微妙に感じられる。原著が出てから20年以上が経過しているので、既に評価が変わりつつあるからだと思うが…(加藤昌則の寄稿は、その点を踏まえて載せたのではないか?)。あと、日本語訳がよりこなれていると、なお良かった。

  • Tatsuo Ohtaka さん

    英国の大作曲家RWVのコンパクトな伝記。RWVの文献はとても少ないので(「民族音楽論」は以前日本語版が出ていたが)、待望の出版だ。原著にはない写真がふんだんに掲載されているのもすごくうれしい。うれしくって一気読みしてしまった。いいね!

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