生きた言語とは何か 思考停止への警鐘

大嶋仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863292734
ISBN 10 : 4863292732
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
大嶋仁 ,  
追加情報
:
224p;19

内容詳細

言語は、私たちの日常の生から、離れてはいけない。詩人ランボーと作家志賀直哉、そしてレヴィ=ストロースの言語感覚を中心に、生きた言語を日常にとりもどすために、私たちに何ができるのか、を呼びかける。言語の野生を考察した一冊!!

目次 : 第1章 数学の言語とランボー(数の概念/ 無理数の概念/ ゼロの概念/ 複素数の概念/ 複素数の運命/ イデオロギーの脅威/ ランボー)/ 第2章 生命ある記号(はじめに記号ありき/ ベルクソン/ イメージと記号/ デュルケーム/ レヴィ=ストロース/ トーテミズム記号学/ 詩歌を記号学で解く/ 科学を記号学で解く)/ 第3章 死をもたらす言語(言語の恐ろしい力/ 科学文明の言語/ 現代世界の言語/ 私たちに何ができるか?/ 文学は人類を救えるか?)/ 第4章 志賀直哉と言語(意識とはなにか/ 言語と意識/ 志賀直哉の文法論/ 志賀文学のスタンス/ 「城の崎にて」/ 志賀直哉と日本語/ 国語問題)

【著者紹介】
大嶋仁 : 1948年神奈川県鎌倉市生まれ。1975年東京大学文学部卒、在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに二年滞在。1980年同大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。静岡大学、バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教えた後、1995年福岡大学人文学部教授。2016年退職、名誉教授。佐賀県唐津市で「からつ塾」の運営にも当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 榊原 香織 さん

    難しいけど割と面白い。 言語学の本かと思ったら、いきなり数学の話。ついてけないかと思ったら、人類学の話へ。哲学やら詩やら色々。 芭蕉を記号論で解くのが素晴らしい。 最後の志賀直哉絶賛はちょっと良さがわからない。

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