関門の近代 二つの港から見た一〇〇年

堀雅昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863291478
ISBN 10 : 4863291477
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
堀雅昭 ,  
追加情報
:
344p;19

内容詳細

軍港・国際貿易港として発展してきた門司と下関、二つの港は近代化をどのように見てきたのか。明治20年代の黎明期から昭和戦後の高度経済成長期までを中心に港が果たした役割を克明に描く。

目次 : 1 日本近代と築港(長州閥と玄洋社の密約(明治二二年〜同三〇年)/ 遊廓と初代の門司駅舎(明治二四年) ほか)/ 2 国際貿易港への飛躍(関門県の発想(明治二九年二月)/ 日本郵船と海外航路(明治三〇年) ほか)/ 3 海峡の帝国(バナナの叩き売りと『五足の靴』(明治四〇年頃)/ 林芙美子と関門架橋会社計画(明治四四年八月) ほか)/ 4 海底トンネル時代(海底鉄道トンネル構想(大正八年七月)/ タイ米の輸入(大正一三年一二月) ほか)/ 5 朝鮮戦争と門司港(出光佐三の原爆批判(昭和二〇年八月)/ 占領下の港と米軍兵士の犯罪(昭和二六年) ほか)

【著者紹介】
堀雅昭 : 1962年、山口県宇部市生まれ。山口大学理学部卒業。放送大学非常勤講師歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • night runner さん

    下関に帰って来て、シーモールで購入。 時の総理大臣の伊藤博文も、井上馨も自分の地元で、かつ、実績のある下関港よりも未開発の門司港に経済的に力をいれた。玄洋社の意見を聞き入れて。結果、門司港の方が短期間で発展したという歴史。 それはバランス感覚というより、地元に対する、複雑な感情があったのだろうなぁと。明治維新以降、偉くなった人達は東京に居を移し、地元には疎遠。 それでも、この本は、むかしの赤間が関、馬関の活気、海の町の開放感が伝わってきて読んでてで爽快だった。 こんな本が大事なんだと思う。

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