未踏の野を過ぎて

渡辺京二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863290631
ISBN 10 : 4863290632
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232

内容詳細

現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。言葉、生と死、仕事、身分、秩序、教育、環境など近現代が抱える歪みの本質を分析し、生き方の支柱を示す評論集。東日本大震災にふれた「無常こそわが友」の他30編収録。

【著者紹介】
渡辺京二 : 1930年、京都市生まれ。日本近代史家。主な著書『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)、『黒船前夜―ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • i-miya さん

    2013.05.05(読んだわけではありません)日経新聞日曜文化欄から。 2013.05.05 渡辺京二『樹々の約束』。 (渡辺京二) 1930生まれ、評論家、『北一輝』『評伝宮崎滔天』『逝きし日の面影』『黒船前夜』(大佛賞)など、熊本市在住。 うかうかと80歳を過ぎてしまったが、ますます樹木の不思議さを思うようになった。 時が来れば花をつけ、若芽を出す。 人間との約束を果たす。 決して期待を裏切ることはない。 実に律儀なものだ。 

  • chanvesa さん

    「つつましさの喪失」で「自己顕示の強迫観念」(49頁)という言葉が出てくる。いろんな解釈があると思うけど、自称作曲家、細胞研究者、ネット社会からはじかれた通り魔など、自己顕示欲に突き動かされた事件だったとわたくしは思っている。そして、パーソナルな動機だから似たような事件が続発し、またかと、忘れられていく。そして現代人の話し方について、テレビの街頭インタビューで街行く人の「訳知りの評論家顔」は、羞じらいのかけらもないと批判されている。この羞じらいのなさは自己顕示欲につながっていると思う。

  • Gatsby さん

    歳をとったせいだろうか、頑固者のじいさんに説教されてるようなこの本を読んでも、不快感ではなく、なんとなく爽快感すら覚えてしまった。教員である私にとっては耳が痛い話もたくさんあったのだが、不思議と反発を感じない。在学中、学校と完全に一体化でき、卒業後も母校への集団的帰属感を生の一つの支柱としているような人間が、教育という見地から見て、はたしてほんとうに理想的なのだろうか。」このあたりは、子供と親・教師との関係を考えるとき、大切な問題を指摘している。母校愛と卒業生との関係についても考えさせられた。

  • 勝浩1958 さん

    『つつましさの喪失』のなかの「どのようにつつましく無名な存在であろうと。この世界のうちに自分の生が確かに根拠づけられているとすれば、何のために自分をひけらかさなければならぬことがあろう。」の言葉が耳に痛くかつ印象的である。私も御多分に漏れず、このように読書メーターやときどきFBに投稿したりと、いささかつつましさに欠けているのは否めない。しかしながらほぼ毎日SNSに自分に関する出来事を逐一報告している人を見かけると、首を傾げたくなる。安っぽい仲間なら孤独を選択したいと言えば、気障すぎるかな。

  • takao さん

    ふむ

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渡辺京二

1930年、京都市生まれ。日本近代史家。2022年12月25日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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