信じた道の先に、花は咲く。 86歳女性科学者の日々幸せを実感する生き方

太田朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838731039
ISBN 10 : 4838731035
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
157p;19

内容詳細

幸せは、諦めない人のところにやってくる。82歳にして世界的な科学賞(クラフォード賞)を受賞。挫析、回り道を経て、夢をつかんだ遺伝学者の知恵と勇気。

目次 : 第1章 老いを受け止めて生きる(かけがえのない人の死に遭遇したら/ 老いを受け止めて、悠然と生きる ほか)/ 第2章 孤独に負けない心(定年後が幸福であれば、人生は素晴らしい/ 真の友が人生に幸せをもたらす ほか)/ 第3章 信じた道を、ただひたすらに(クラフォード賞・授賞式の夜/ 遺伝学者への道 ほか)/ 第4章 幸せは、いつも日常の中に(日々の幸せを実感するために/ 幸福になるための三つの条件 ほか)/ 第5章 ひとりで老後を生きるということ(つねに死を思い、生を思う/ 老後を最期までひとりで生きるために ほか)

【著者紹介】
太田朋子 : 1933年生まれ。国立遺伝学研究所名誉教授。Ph.D、理学博士。1956年東京大学農学部農学科卒業、1966年ノースカロライナ州立大学大学院博士課程修了。1967年から学術振興会奨励研究員として国立遺伝学研究所集団遺伝部で研究を開始。1969年より同研究所研究員となる。1973年、科学雑誌「ネイチャー」に発表した「分子進化のほぼ中立説」は、進化遺伝学の世界標準となる。2015年、スウェーデン王立科学アカデミーがノーベル賞が扱わない科学領域を対象として設立したクラフォード賞を受賞。2016年には文化勲章を受章。日本人女性研究者では唯一のアメリカ国立科学アカデミー外国人会員でもある。現在も、若い研究者の育成とともに世界へ向けて発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私-図書館》道を極めた人の言葉は、説得力がある。運転免許証の返納やかけがえのない人の死に遭遇したらの話がよかった。たまたま今日は、旦那の命日で。20年経つのになあ。今年は、実家の猫れお君が亡くなったばかり、ペットロスの妹はまだ、引きずっている。

  • tsubamihoko さん

    クラフォード賞を受賞した科学者のエッセイ。女性が成功することが難しい分野でその道を究めること。読んでいてただただ凄いと。生き方そのものがすごすぎます。

  • erie さん

    キャリアの決断にものすごく迷っているときに出た本書。なお著者の別の本にサインを持っている。どっしりした自伝と言うよりはエッセイ風で、研究のことも生活のことも同等にさらっと書かれている。まだ週3日研究を続けていたとは。お嬢さんがいたなど、プライベートなことで知らないことも多かった。シャイな人柄らしい。草間彌生に圧倒されたとか。どう考えても天才過ぎてそのまま参考にはできないが、積極的に運を掴むことか。そして努力。才能を持っていて機会に恵まれなかった女性はこの世代にものすごくたくさんいるのだと思う。

  • 壱龍🐉 さん

    亀の甲より年の功。おばあちゃんの知恵袋のようで、時折科学的な説得力が顔を覗かせるのが小気味良かった。心地よい暮らし方。小さな個人的な幸せを見つけていくこと。凡事徹底。道を信じることは自分を信じてあげることなのだと感じた。

  • 南風 さん

    『自分の信じた生き方を貫いてください。そうすれば、自然と道は開けていきます』という著者自身の言葉を体現する内容だった。 この方は研究だが、自分が一生をかけて追求したいものや好きなこと、極めたいことを持ち、時間をかけてやっていけるのは、幸福なこと。それには自ら求め動くことでしか手に入らない。。自分が80代になったときに、きちんと自立できているか考えると少し恐ろしい。何にもできてないと思ってしまう。ロールモデルになる人を見つけ、その人の生き方を学びつつ、毎日、何かひとつのことに没頭する時間を持とうと思った。

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太田朋子

1933年生まれ。国立遺伝学研究所名誉教授。Ph.D、理学博士。1956年東京大学農学部農学科卒業、1966年ノースカロライナ州立大学大学院博士課程修了。1967年から学術振興会奨励研究員として国立遺伝学研究所集団遺伝部で研究を開始。1969年より同研究所研究員となる。1973年、科学雑誌「ネイチャ

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