ゆくとし くるとし

大沼紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838716920
ISBN 10 : 4838716923
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
19cm,204p

内容詳細

年末帰省すると、そこには母とオカマがいた。そんな我が家の風景に違和感を覚えながらも、明るくたくましいオカマと母の変わらぬ愛で、閉じこもりがちな感情が開いていく…。第9回坊っちゃん文学賞大賞受賞作。

【著者紹介】
大沼紀子 : 1975年岐阜県生まれ。法政大学卒業後、さまざまな職を経て、フリーライターに。2005年「ゆくとし くるとし」で第九回坊っちゃん文学賞大賞を受賞。現在、脚本家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    デビュー作。中編が2編。どちらもホロッときてイイ話だった。

  • ミーコ さん

    『僕らのパレード』とても心に響きました。切なくて悲しいけど、心が暖まるお話・・・。心の森の動物園 こういう表現、イイですね サムくん 悲しすぎる出来事を封印してたのか…と思うと泣きそうになりました。よんちゃんの手紙 ちゃーんと受けとめて、成長して行く姿が印象的です。観音崎先生も良い味 出してました。

  • kazu@十五夜読書会 さん

    東京の大学に進学をしたトリコだが、目的を見失い留年が確定してしまう。その報告を含めての年末の帰省で、実家に帰るがそこには、母と仲良くコタツに入っているオカマのミカがトリコを迎える。何故オカマが居るのか説明をしない母と聞かない娘。掃除以外は家事がまったくだめな母と似た娘を前に、住み込みのミカがおせち料理を作り正月を迎える。オカマのミカを交えての出来事で、母に初めて聞いた自分の事。「長年の親子やし、似るんかもしれんわ」「そっか」「そうや」短い言葉のやり取りで通じる。母がいかに自分を信じ愛されているかを、、、

  • hirune さん

    海が見たい ひとを愛したい かいじゅうにも心はあるのさ♪ 「かいじゅうのバラード」懐かしい(*^_^*)昔NHKのスタジオ101で歌ってた♪真夜中のパン屋さんのソフィアさんとこだま君に再会したような気分。思い詰めて心が迷子になったなら、落ち着いて周りを見回せば道が見えてくるよ、っていうお話しかな。

  • ぶんこ さん

    読んでいる時には心ほっこり。読み終わってみると色々と考えさせられました。中編2編のどちらにも世間一般からみたら(私が予備知識なくみたらですが)身構えたくなるような設定です。ゆくとしのお母さん、パレードのサムのような広い心、受け容れる器のある包容力。猛烈に欲しくなりました。トリコや紺野くん、アヤエのような心傷つき悩める人を慰め、信じ、くふふと笑いあって過ごせたら素敵と思うようになりました。トリコのお母さんは掃除好き、捨てるの好き。そこだけが似ているだけなのに、それでも似ているところがあるって嬉しい。

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大沼紀子

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊ちゃん文学賞大賞を受賞し、デビュー

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