常世桜 地神盲僧、妖ヲ謡フ

加門七海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838713875
ISBN 10 : 4838713878
フォーマット
出版社
発行年月
2002年10月
日本
追加情報
:
20cm,300p

内容詳細

どこにでも異界はひっそりと口を開け、世界は物の怪に満ちている…。三宝荒神の力を頼み、姿無き神霊・精霊と交感して異界と現を行き来する、青年琵琶法師・十六夜清玄の時を超えた活躍を描くホラー&オカルト小説。

【著者紹介】
加門七海 : 東京生まれ。美術館の学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    時を超えた妖しく美しい物語。『花守』と『さくら桜』の舞台は現代でつながりのある内容になっている。現代に生きる私たちは神の力を信じる気持ちは薄い。それでも小さな社やお地蔵様を取り壊したりしないで残しておくことの方が多い。清玄という名前は桜と切り離せないイメージがあるが、十六夜という名前の琵琶も主役の一部なので月の描写も美しい。月の物語『玉兎』が一番好きだ。

  • miroku さん

    哀しみと喜びと、希望と諦観と、美と醜と、全て抱きしめて時を巡る。地神盲僧は視えぬ瞳に何を映す。いい話でした。

  • 深青 さん

    美しさも切なさもあるけど力強さも秘めた連作短編集。あっという間に惹き込まれて、とても面白く読了。風景の描写が本当に美しい。「玉兎」の満月の晩の描写が特に美しく感じられて好きです。

  • ひろん さん

    盲目の僧清玄が琵琶の演奏で大地を鎮める。時代が前後し、神々が現れる不思議な世界。言葉が煌びやかで、華やかなのに物哀しい。この不思議な世界観とても好きです。

  • こはね さん

    何度目かの再読。桜と月が印象的な小説。この季節に読みたくなる。優しくて淋しい気持ちになる。玉兎のところで毎回目が潤む

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人物・団体紹介

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加門七海

東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年に『人丸調伏令』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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