「ベーシー」の客

村松友視

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838710515
ISBN 10 : 4838710518
フォーマット
出版社
発行年月
1998年06月
日本
追加情報
:
20cm,237p

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読書メーターレビュー

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  • ジャズクラ本 さん

    ◎一関のジャズ喫茶ベイシーとそのマスターを主題にした短編小説。マスターの菅原正二と村松友視は昵懇の仲。村松友視初読みだが、見かけ同様なかなか尖ったシブい文章を書く。この短編の客が実在なのか創作なのかは不明だが、なんとなく実在なのではないかと思う。最初は軽いイカした小品が、編を重ねるにつれ重いテーマになっていく。家出、不倫、結婚と離婚、人の死。。なるほど、村松友視とはマスターの好む、「頭はクールに、心は熱く」を地でいく作家であることが良くわかった。面白かった。/谷崎潤一郎「陰翳礼賛」

  • カットマン さん

    夜タモリ・吉原さんのモデルとなっている方を、客の視点を中心にしてつなぐ12の短編集。マスを対象とする接客業の教科書では、客を平等に扱えと教えるが、その圏外にあるのが「ジャズ喫茶」という空間。そのことは肝に命じておいた方が良いわけで、ベーシー詣の前の予習にいいかも。作家の創作がどこまでなのか知らないが、濃い人間ドラマがある。ベーシーで嫌な思い出のある人は「老婆の復讐」で笑うもよし、「家路」や「カムバック」「黄昏の曲」での対応に感服するもよし。

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人物・団体紹介

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村松友視

1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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