短歌で読むユング

山口拓夢

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784803803594
ISBN 10 : 4803803595
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;21

内容詳細

フロイトと並んで20世紀心理学を牽引したユング。フロイトが幼児期の願望や心の傷が人生に与える影響を重視したのに対し、あくまで無意識の世界を重く見て、それが意識の偏りを補って心の幅を広げる働きをすることに力点を置いたユング…本書は、ユングが試行錯誤をくり返し、無意識の世界を汲み上げる方法を切り開いていったプロセスに迫る。『ユング自伝』から代表的な著作となる『元型論』。世にも珍しい『赤の書』からユング心理学の総決算となる『アイオーン』まで。前作『短歌で読む哲学史』に続いて、ユングの生涯にわたる著作をほぼ時系列に取り上げながら、難解だとされるユングの学説を“短歌”にまとめることでポイントを押さえ、読み進めると知らず知らずのうちにユング通になる、唯一無二、画期的なユング心理学入門書!

目次 : 第1章 入門的な著作/ 第2章 中心的な著作/ 第3章 内面との対話/ 第4章 批評と宗教観/ 第5章 錬金術/ 第6章 共時性と自己

【著者紹介】
山口拓夢 : 1966年、東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。札幌大学女子短期大学部教授。専攻は西洋哲学・神話学。哲学やギリシア神話のみならず、心理学、人類学、宗教学など文系分野全般に関心を抱き、その深い知識を基に数々の文章を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Sobbit さん

    大学時代に一般教養として履修したユング心理学を再度学び直したい、でもまた河合隼雄先生の本を読むのはちょっとなと思い本書を読んだ。短歌で端的に、でも雰囲気を壊さずにユング心理学の真髄を伝えるのは至難の業だと思うが、全く違和感なく、冗長な解説本を読むよりもずっと頭に入ってきた。赤の書など、怪しい部分についても軽く触れられており、ユング心理学の概要やユングがどう考えていたかを学ぶことができる良書だと思う。

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