高1ですが異世界で城主はじめました 11 HJ文庫

鏡裕之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798614458
ISBN 10 : 4798614459
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
鏡裕之 ,  
追加情報
:
382p;15

内容詳細

ヒロトが治めるサラブリア州の隣のノブレシア州で、ミイラ族の娘を狙った卑劣な犯罪が発生する。犯人は高貴な血筋の者らしく、ミイラ族たちは泣き寝入りしかできない。ノブレシアに住むミイラ族の娘・リチアは善政を布くヒロトの噂を聞いてミイラ族の救済を直訴するが、他の州の内政にヒロトは介入できないという法の壁が立ちはだかる。ミイラ族を救うため、ヒロトはある策を思い立つが…。異世界成り上がりストーリー、ヒロトの活躍は新たなステージへ!

【著者紹介】
鏡裕之 : 作家。滋賀県立膳所高校を経て、北海道大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真白優樹 さん

    隣の州に住まうミイラ族を襲う内憂を排除する為、解決に乗り出す今巻。―――法律の壁を越え、他種族の為に。外患の対応から内憂への対応に本格的に乗り出す今巻は、ある意味身近である隣の州へと乗り込んでいく巻であり、隣の州を支配する腐った悪へとヒロトが多少個人的な怒りも交え成敗の刃を繰り出す巻である。メティスの側の内憂にも一時的な解決がされる中、今回のヒロトの行動は後に何を招くのか。好ましく思う者もいれば敵意を抱く者もいる。確実に敵は増えたであろう状況の中、ヒロトはどう突っ走るのか。 次巻も楽しみである。

  • sibasiba さん

    隣の州のミイラ族の訴えに越権行為と知りながらヒロトは行動しいつも通り華麗に解決するが、今回は個人的に応援できなかった。権力者としてソレはどうなのかモヤモヤする。ラノベ主人公としては正しいのだけど。国内の敵を増やし他主人公の立場を難しくするための話だったのかな? 終盤にミイラ族に王と連呼されるシーンは気持ち悪かった。支持者の暴走に引っ張られて道を誤る指導者そのものっぽく感じたので。物語のテイストとしてそういう陥穽に落ちる可能性は無きに等しいと思うが。

  • Ency [L-N] さん

    ミイラ族の少女が持ち込んできたとある請願、しかし「辺境伯」という役職では介入出来ない事案にヒロトが取った行動は…、11巻でした。ヒロトがミイラ族に関わるとある事案に関わる話と、ピュリス国内でのメティス将軍の立場を巡る話、ふたつが同時進行的に展開する今巻。なんだかメティスはもう一人の主人公的な位置付けになってますなー。話がヒュブリデとピュリス二国間の和平の方向にシフトしている状況の中で、向こう方で生じる不穏ごとを叩き潰してくれるキャラって事かね。

  • 那須了 さん

    今回も分厚い! 前巻はヒロト側の国内の反乱分子だったが、今回はメティス側の内政不安。やっぱり国政を不安定にさせるのは、大局を見ず目先の(自分の)利益優先で優秀な者を引き摺り下ろそうとする奴なんだよなーと。現実世界もそんなんばっかで嫌になるw でもこの作品世界では胸糞悪い企みもちゃんと最後に報いを受けるので安心(^^)最近エクセリスのボディタッチがエロくていい。あとリチアさんもすごく好み。

  • さっきだったとら さん

    ノブレシア州における強姦事件とピュリス王国でメティス更迭を企む陰謀が同時進行。本が分厚くなったのも納得の読み応えだった。ただいくらヒロトが優秀でも体は一つしかないわけで、強姦事件で手が離せないヒロトに代わってエクセリスがピュリスへと赴く。ヒロトの考えをきちんと理解し立派に代役を務めた彼女こそ今回のMVPだと俺は思うね。しかし伯爵にしろ大主教にしろ改心も失脚もしてないわけで、今後厄介な火種になりそうで怖い。

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