「読書の自由」を奪うのは誰か 「自由宣言」と蔵書選択

馬場俊明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787200853
ISBN 10 : 4787200852
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

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読書メーターレビュー

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  • いちろく さん

    過去に実際にあった図書館の管理側が原因の3つの事件を元に、タイトルについて問う内容。取り扱っている話題が予想より少なく、もっと広義的な意味での図書館問題を想像していたので残念な部分も。都道府県ごと、区市町村ごと、地域ごとに図書館のルールは違う部分もあるし、職員に依存するのは利用者レベルの私でも知っている自明なこと。結局のところ、ルールが明確でも管理する側の人が駄目ならこの本に提示されるような問題は起こる。それでも、昨今は指定管理や業務委託の図書館も増え、以前よりも便利で雰囲気もよく感じるのは私の気の所為?

  • 古本虫がさまよう さん

    第3章 思想の寛容がなければ図書館の自由は守れない)で取り上げている「船橋市西図書館蔵書廃棄事件」」は、マイブログでも何度か取り上げてきた。左翼図書関係者による、信じられない焚書事件だ。馬場氏も、そのあたりはもちろん、批判的に取り上げている。 そして、第1章「県立山口図書館蔵書隠匿事件」という焚書事件も酷い事件だ。1973年に、県立山口図書館の管理職なる人物が、開架の書架から「公序良俗に反する」好ましくない本を数十冊抜き取り、段ボール箱につめて書庫に奥に隠した事件のこと。許されない暴挙というしかない。

  • manabukimoto さん

    「図書館の自由に関する宣言」の冒頭は、「図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。」から始まる。 1968年「県立山口図書館蔵書隠蔽事件」と、2002年「船橋市西図書館蔵書廃棄事件」のことを本書で知る。 興味深いのは、前者が「反権力」、後者は「権力寄り」の本を隠したり捨てたりしていること。図書館員一人一人の「良かれ」が、私たちの「知る自由」を奪うことになる。 知の源泉として、どんな思想の本も置いてあるべきが図書館だろう。 岐阜市立図書館蔵書

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