漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌 小学館クリエイティブ単行本

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778032579
ISBN 10 : 4778032578
フォーマット
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
巴里夫 ,  
追加情報
:
477p;19

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読書メーターレビュー

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  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺 さん

    よくある戦争漫画アンソロジーだが、初めて見る作品が面白かった。曽根富美子『ヒロシマのおばちゃん』(結核で入院した女性の被爆体験)、ちばてつや『家路』(作者の満州引き揚げの思い出)、山上たつひこ『回転』(戦後のとある殺人事件)が良かった。巻末には鈴木邦男(右)&宮崎学(左)の解説対談という豪華さ。さすが大手の小学館。

  • かおりんご さん

    漫画。戦争の話を集めたもの。軍人さんが主人公ではなく、子供たちや女性が主人公だったので、戦争の悲惨さがよく伝わってきた。特に、非戦闘員の子どもたちが、空襲に巻き込まれたり、原爆の被害者になったりしたのは、読んでいて切なくなった。学校図書室にも置いて欲しいけれど、使っている漢字が難しいのが残念。

  • アイアイ さん

    火に弱い日本屋根の密集家屋を狙って米兵が爆弾の威力や火災の広がりを実験した空襲、原爆、満州引き揚げを描いた戦争体験者の漫画家の力強い作品。曽根冨美子「ヒロシマのおばちゃん」ちばてつや「家路」 「味方の高射砲の方が怖いんだぞ」という台詞にゾッとした巴里夫の軍需工場で働かされた少年時代を描いた「石の戦場」 軍人になるべきでない一般の人々が消耗戦を強いられ、非戦闘員の弱い者をターゲットにする。アメリカって心底恐ろしい国だ。▽図書館

  • bX さん

    個性豊かな漫画作家による戦争をテーマにした作品集。手塚治虫の「カノン」では、戦闘機からの機銃掃射によるこれ以上ないほどの残酷な描写がある。戦争による「殺人」の恐ろしさを、それを知らない世代に知らしむるために、あえて描いてみせたのだろう。東京大空襲を描いた政岡としやの「火の瞳」もその恐ろしさに言葉がない。中でも出色は曽根富美子の「ヒロシマのおばちゃん」だ。ヒロシマをこんな風に描いたものを見たのは初めてだった。あの時代の生々しい記憶、それをいつまでも風化させることなく語り継いでゆく、貴重な貴重な作品集である。

  • 剛腕伝説 さん

    ちばてつやの『家路1945〜2003』が心に染みる。絵が上手で丁寧だと、より戦争の悲惨さ、引き揚げの苦しさが伝わる。浅草寺境内にあるまんしゅう母子地蔵に甲板を供えるちばさんの表情が良い。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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