ヴィクトリア・ジェミスン

人物・団体ページへ

オマルとハッサン 4歳で難民になったぼくと弟の15年

ヴィクトリア・ジェミスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772614511
ISBN 10 : 4772614516
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;21

内容詳細

ぼくはソマリアで生まれました。内戦でお父さんを殺され、お母さんとは生き別れになりました。そして、4歳のとき、まだあかちゃんだった弟のハッサンとともにふるさとを離れ、ケニアの難民キャンプに行きました。これは、15年にわたる難民生活の記録です。ぼくの子ども時代はなかったも同然でした―。全米図書賞児童図書部門最終選考ノミネート(2020年)。「New York Times」優良児童書25選(2020年)。「TIME」年間ベストブック(2020年)。「School Library Journal」年間ベストブック(2020年)。「Kirkus」優良児童書(2020年)。Amazon最優秀児童書賞(2020年)。ニューヨーク公共図書館子ども向けベストブック。ジェーン・アダムス児童書賞最終選考ノミネート。全国英語教育者協議会シャルロット・ハック賞受賞。

【著者紹介】
ヴィクトリア・ジェミスン : 児童文学作家。『オマルとハッサン―4歳で難民になったぼくと弟の15年』で全米図書賞児童図書部門最終選考ノミネート(2020年)。「New York Times」優良児童書25選(2020年)。「TIME」年間ベストブック(2020年)。「School Library Journal」年間ベストブック(2020年)。「Kirkus」優良児童書(2020年)。Amazon最優秀児童書賞(2020年)。ニューヨーク公共図書館子ども向けベストブック。ジェーン・アダムス児童書賞最終選考ノミネート。全国英語教育者協議会シャルロット・ハック賞受賞

オマル・モハメド : Refugee Strong創設者

イマン・ゲディ : デザイナー・イラストレーター

中山弘子 : 翻訳者、米国ニューヨーク州弁護士。メーカー法務部勤務後、主に法務・ビジネス分野の翻訳業に従事。米国在住時の2015年に難民申請者の代理人を務めたことをきっかけに難民問題に取り組み始める。横浜市出身

滝沢三郎 : 東洋英和女学院大学名誉教授、国連UNHCR協会理事長。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日代表、東洋英和女学院大学教授などを経て、現職。専門は移民・難民問題と日本の難民政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ちさと さん

    2020年、年間ベストブック賞の数々を受賞した作品。発達障害の弟を連れてソマリアから逃げケニアにあるダダーブ難民キャンプで子ども時代を過ごし、後にアメリカに再定住を果たした男性の体験記です。日本にいるとアフリカのニュースってほとんど入ってこないですよね。難民キャンプが抱える問題、キャンプを支える組織の問題、それから難民を受け入れる国が抱える問題など考えるべきは様々ですが、本書は世界の裏側で実際に起こっている悲劇を知るのに十分な内容だと感じました。まずは知ること。

  • おひさまリボン さん

    【紙と鉛筆を持っている】ただそれだけのことが彼ら難民中では、「選ばれし幸運の人」と呼ばれる。貧困の実情は凄まじい。コロナにうんざりする前に人として考えることや知るべきことがあると教えられました。

  • イワトコナマズ さん

    4歳のときにソマリアからケニアの難民キャンプに移り住んだ兄弟2人の話です。父は殺されて母とは生き別れて、里親の女性のもとで暮らしていました。 学校や勉強の話が多く、印象的だったのは、ノートと鉛筆を持っている生徒がほとんどいないことでした。 わたしはノートや鉛筆があることをありがたいと思ったことがありませんでしたが、とても便利で重要なものだと分かりました。 全ページカラーの漫画で描かれていて読みやすかったです。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 ソマリア紛争で母とはぐれたオマルは4歳。弟と共にケニアの念民キャンプで過ごした15年間が書かれている。アメリカからの再定住権を獲得することになるが、それまでは貧困と飢えで耐えることしかできないキャンプの人々の様子がある。それは今もなお続いている。

  • shoko.m さん

    4歳で村が襲われ父を亡くし、母とも離れて難民になったオマルと障害をもつ弟のハッサンがキャンプで暮らした15年を描いたノンフィクションのグラフィックノベル。一言で難民というが、いろんな思いのいろんな国のいろんな人がいて、それぞれの人生がある。与えられたものをどう生かすか。ギフトも幸運ももつ者も持たない者もつらい。ラストで胸をぐっとつかまれた。日本の若い人たちにぜひ読んでほしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ヴィクトリア・ジェミスン

児童文学作家。『オマルとハッサン―4歳で難民になったぼくと弟の15年』で全米図書賞児童図書部門最終選考ノミネート(2020年)。「New York Times」優良児童書25選(2020年)。「TIME」年間ベストブック(2020年)。「School Library Journal」年間ベストブック

プロフィール詳細へ

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品