話せない私研究 大人になってわかった場面緘黙との付き合い方

モリナガアメ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772614375
ISBN 10 : 4772614370
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
242p;21

内容詳細

私が子どもの頃話せなかったのは「場面緘黙」の症状だったと大人になってから知りました。その後、会話への苦手意識や生きづらさ、自分の特性とどう向き合う事にしたかを綴ったのがこの本です。

目次 : 詰んで始まる/ 普通をやめてみる/ 怒ってみる/ 環境も大事/ 職場環境でよかった事/ 自分でやってみた事/ 油断は禁物/ 新たな出会いと発見/ 「普通にならなければ」との闘い/ 伝える事を諦めない/ 病院に行こう!/ カウンセリングを受けよう/ 話せない日々を抜け出た私

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    2作目。場面緘黙症は自分にも心当たりがあります。小学校に行くまで家族社会しか知らなかった私は、入学当時仏像のように硬直していました。本が好きだったのも、ある意味読んでいれば現実から逃避できたからかもしれません。五年生の時良い先生と友人に恵まれ、徐々に殻から抜け出せました。著者の苦しみは理解できない人には「面倒くさい」と思えるのかもしれませんが、同時に多くの人は多少なりとも経験しているストレスなのではないでしょうか。もっと理解されますように。一読の価値があるコミックエッセイです。1作目も読みたい!

  • 鷺@みんさー さん

    …情報量、多っ!ページも分厚いし、一コマに相当な量の情報が詰め込まれてるし、前作みたいに大まかな時系列ストーリーじゃないしで、正直漫画と言えど非常に読みにくかった。それでも私はこの本を支持する。そもそもサバイバルアビリティーとして表現をする人を、私が応援しないわけがないのだが。親とのバトルとその後の鬱は、すこぶるわかりみ深し。しかし私は彼氏に横についててもらったが、彼女は自分自身の試行錯誤でここまでやって来たんだから凄いよな、と。当事者には為になる情報多いかと。場面緘黙と思われる人には普通に接する。メモ。

  • manamuse さん

    学童生に場面緘黙症と診断されている子がいて、最近様子が変なので調べて借りて来て読んだけど…これは思ったより大変だ…。しきりに不安・緊張・苦しいと訴えながら泣くんだが、これは苦しいはずだ。話さなきゃと思えば思うほど話せなくて、自分の思ってることが伝えられない。自己肯定感が低くて何もかもをネガティブに考える。このままではいけない、話さなきゃ…と思えば思うほど話せない∞発達障害の一種らしいがタチが悪いな。耳を抑えて怯える動作も見られるし、聴覚過敏も間違いない。人並み以上に可愛い子なの。これはツライな…泣けてくる

  • ひろさん さん

    以前は新刊でサラッと読みましたが、今回は場面緘黙のお子さんと出会ったので参考に。場面緘黙を理解したはずの教師から小学生なのに赤ちゃん言葉で話しかけられてショックだったとの経験は胸に刺さりました。耳の聞こえない人が手話を使う様に、ごく普通にその子を尊重したコミュニケーションが取れる様に心がけたいと思います。

  • ひろさん さん

    場面緘黙症という言葉を初めて聞いたのは小学生高学年の頃。今から30年以上前。同じクラスにいた子が話せなくて母に「なんでだろう?」と聞いたら学校の先生から保護者には説明があったと聞きました。ただ生徒には話もなく、その事でひどく怒る先生もいました。彼女もきっと苦しかったはず。 二次障害などで鬱になる人もいると聞けばやはり精神科の領域として研究を進め、理解と対応をしなければと思います。この作者はほぼ自分でこの症状を乗り切ったと言っても過言では無い程の頑張り屋さん。今後の人生に幸多からんことを祈ります。

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人物・団体紹介

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モリナガアメ

幼稚園入園を機に「話せない子」になる。19歳頃に同人活動にのめり込み、少しずつ立ち直る。二十代後半になり、色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。場面緘黙症を広めるため、WEBでコミックエッセイを公開した所話題となる。現在は同人活動だけでなく、雑貨やアクセサリーなど

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