自傷・自殺する子どもたち 子どものこころの発達を知るシリーズ

松本俊彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772611459
ISBN 10 : 4772611452
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
167p;21

内容詳細

目次 : 第1章 自傷とは何か/ 第2章 自傷のメカニズムに関する仮説/ 第3章 自傷というアイディクション―死への迂回路/ 第4章 援助にあたっての心構え/ 第5章 対応の実際/ 第6章 家族と学校に伝えたいこと

【著者紹介】
松本俊彦 : 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター副センター長/薬物依存研究部診断治療開発研究室長。平成5年佐賀医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部附属病院にて臨床研修の後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部などを経て、平成19年より同研究所自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、平成20年より薬物依存研究部室長を併任、平成22年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テツ さん

    大人は別に自傷しようが自殺しようがてめえの選択だから構わない。でも人生経験の浅いこども達が他に手段も道も山ほどあるのに自分を苛む選択肢しか選べないってのは間違っているし力尽くでもやめさせなければならない。共倒れしないような援助の仕方は勉強になった。誰かを救うときに自分までミイラ取りがミイラになるようなことがあってはならない。強さと知識がなければ他者を救うことなんて出来ない。

  • たかこ さん

    #読了 「援助希求能力の乏しさ」。自傷や自殺には、悩みや苦痛を抱えたときに、一人で抱え込み、誰にも助けを求めることができない、という問題がある。周囲に信頼できる大人がいたことがない場合、誰かに助けを求めるという選択肢ができない場合もあるし、たとえ身近に信頼できる人がいたとしても過去の体験のせいでうまく伝えられないかもしれない。伝え方が未熟で思いが伝わらなかったり、逆に怒りをかってしまうかもしれない。でも、筆者は3人に1人は信頼できる大人がいるという。そのうちの1人になれる大人でいたい。

  • はづき さん

    良書。たまたまSNSで流れてきた中高生向けの記事で「自傷を友人から相談されたら、ひとりで抱え込まずに信頼できる大人につなげよう」みたいなことが書いてあって、自分大人やけどそれを告げられたときに、どうしたらいいかわからんわとおもって手に取った本。養護教諭など、接する機会の多い人向けに実践的に書かれていて、とても勉強になりました。いろんな心理学者の説もたくさん引用されていたけれど読みやすい文章でした。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    死ぬこと以外かすり傷という本がありましたが(読んでません)自傷者にとってまさに死ぬこと以外はかすり傷のようで。自傷はアディクションであるという指摘が皿の膝割りで、ということは依存症はすべからく自傷であるということか。「自殺ダメ、絶対」が百害あって一利なしという松本先生の普段の主張と変わりなく、白か黒かで接してしまうと結局当事者を追い詰めるだけなのだな。繋がり続けること、それしかない。

  • くさてる さん

    援助者向けのないようですが、読みやすい文章でコンパクトにまとまっており、内容はとても具体的で分かりやすいです。援助者や周りの人が陥りやすい罠についても細かく解説しており、この問題を抱える人と接する人間にはとても便利で有難い内容だと思った。「信頼できる大人になること」。その難しさと大切さを忘れないようにしたい。

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