ビルギット・ヴァイエ

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マッドジャーマンズ ドイツ移民物語

ビルギット・ヴァイエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763408334
ISBN 10 : 476340833X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
243p;20

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    多和田葉子さんがオビの推薦文を書かれている。モザンビークからドイツへ移民した人々にインタビューしてその内容を関係性のある架空の3人(男性2人、女性1人)に結実させているが、アイデンティティや経済的問題や人種差別問題という重いテーマをコミックという手法で上手く可視化されている。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    表紙のsnapを見て☆ なんだかとっても青春です。彼らが「マッドジャーマンズ」? ■ドイツのグラフィックノベル(コミック)を読みました。これ、知らなかったー。■70年代から始まるお話ですが、これは現代に続く物語。そして私達 日本に暮らす日本人にも関わるお話です。■「結びつきも、錨もなく、文化のはざまで、ゆらめく」、自分の国で「よそ者」にならざるをえない、そんなひとりひとりの物語でした。故郷って、何だろう。(2016年)(→続

  • たまきら さん

    ドイツ生まれ、アフリカ育ちの著者(白人)による、1970年代後半に低賃金の仕事をするためにドイツへやってきたアフリカ系移民たちのお話です。呪術的なアフリカの描写がステレオタイプのようにも、彼女自身が受け継いだリズムのようにも感じました。移民先にも悲しみがあるし、アフリカに残された人にも悲しみがある。そしてまた複雑に絡まりあい、時は紡がれてゆく。…日本の海外実習生を思いながらため息が出た。災いをかいくぐり生きのびた人々の強さを讃えたい。…娘が骨折した日に読むのも不思議なご縁な気がした。

  • ののまる さん

    同じ社会主義国として東ドイツとの労働協定で移り住んだモザンビーク人。ドイツ内では差別をうけ、悪条件で働き、祖国の内戦により帰れず、なのにドイツ統一後はほぼ強制的に帰国させられ、祖国ではドイツ帰り・内戦から逃げたと誤解され、妬みと差別により、居場所がない人々。全く知らなかった。

  • そのじつ さん

    多和田葉子さん推薦!の文字に惹かれて。異邦人としてドイツですごした彼女の書いた『ペルソナ』がとても印象に残っていたので。多和田さんの推薦文「社会主義の歴史は個人的な記憶のディテールでできているんだなと思う。」の言葉通り、3人の人物の昔語りを読ませる構成がとても良かった。歴史上の問題という捉え方でなく、その政策が、その内戦が、人間の生き方にどう影響を与えたのかが具体的でわかりやすく伝わってくる。つまりよそ事でなく隣人の話のように思えた。1981年から約10年モザンビークから東ドイツへと送られた若者達の話。

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