金の策謀 日雇い浪人生活録 3 時代小説文庫

上田秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758440875
ISBN 10 : 4758440875
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
314p;16

内容詳細

浅草門前町の両替商・分銅屋仁左衛門に用心棒として雇われた浪人・諌山左馬介は、剣の腕はさほど立たぬも、鉄扇の扱いには長けていた。変わらぬ真面目さと謙虚さで雑用も厭わずよく働く左馬介を、ある日つけ狙う者が現れる。刺客を差し向けたのは、分銅屋を蹴落とそうとする札差の加賀屋。両者の背後には、幕政の中心を米から金に代えて幕府の再建を志す田沼意次と、いまの体制が崩れれば自分たちの破滅と血眼になる武家の策謀が交錯していた。金への改革をめぐり、様々な思惑が衝突する、大好評シリーズ第三弾。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    日雇い浪人生活録3作目 2017.05発行。字の大きさは…小。 浪人・諫山左馬介を通して江戸時代後期の「金(かね)」について書いた物語です。 御側御用取次・田沼意次の米から金への政策転換を嗅ぎ付けた札差・加賀屋と公儀目付が、それぞれ両替商・分銅屋仁左衛門に刺客を差し向けるが、分銅屋の用心棒・諫山が倒したことで……。 刺客を迎え撃つ諫山は、1対1の防御に徹した甲州流の鉄扇術が見事に決まります。 物語の回転が速く、読んでいて飽きません。

  • とし さん

    日雇い浪人生活録「金の策謀」3巻。命を狙われ返り討ちしたのに、何時までも引きずり用心棒らしかぬ用心棒諫山左馬介さん、雇い主の分銅屋仁左衛門に支えられ少しずつ成長しているようですね。

  • baba さん

    剣が使えない用心棒と度胸と機転が利く両替商とのコンビが面白いシリーズ。田沼意次が米から金への経済を目指す善人に描かれてこれからが楽しみ。ただ解説が多く中々進まない。訪問して待たされていない事の証明に、玄関先で足踏みをするなど笑ってしまう。人として小さっ!プライドとしてこれで良しとしていた事にも・・・。

  • 蕭白 さん

    人を殺めたことに意気消沈する主人公の、当時の武士の価値観とは違うところに生きている姿が、個人的には好ましく思えます。

  • アボガドみよ さん

    田沼意次の人物像が、今まで自分が抱いていたものとは違うので、まだ馴染めてません( ̄▽ ̄;)しかし、それがもっとも楽しみです。

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人物・団体紹介

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上田秀人

1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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