日朝関係史

関周一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642083089
ISBN 10 : 4642083081
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
関周一 ,  
追加情報
:
20

内容詳細

活発な通交・貿易、そして戦争と断絶…。古来、日本列島と朝鮮半島は、国境を史的境界としない多様・多元的な移動や交流があり、王権・国家のあり方や対外関係に大きな影響を与えてきた。律令国家群の形成と展開、秀吉の「唐入り」、日韓国交正常化交渉など、双方の関係を東アジア内の広範な交流にも触れつつ解明。広域史の視点から見つめ直す。

目次 : 1 古代東アジアの国際関係と交流(倭国と朝鮮三国の登場/ 律令国家群の形成と展開/ 解体する東アジアとその再編)/ 2 中世東アジア海域と日朝関係(日麗関係と海商/ モンゴルの脅威と高麗・日本/ 前期倭寇と日麗関係/ 日朝通行関係と倭人/ 対馬の朝鮮通交独占から豊臣秀吉の「唐入り」へ/ 中世日朝関係から近世日朝関係へ)/ 3 近世の日朝関係とその変容(江戸時代の「交隣」関係と対馬藩/ 近世中・後期の日朝関係の変質/ 幕末の日朝関係―「交隣」の崩壊へ/ 日朝関係の転回―「交隣」から「征韓」へ)/ 4 近代東アジアのなかの日朝関係(朝鮮の開国/ 日清・日露戦争/ 朝鮮植民地支配)/ 5 敗戦・解放から交流へ(東アジア冷戦の形成と日本と朝鮮半島/ 冷戦下の日韓・日朝関係/ 冷戦の崩壊と日韓・日朝関係)

【著者紹介】
関周一 : 1963年、茨城県に生まれる。1992年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学、博士(文学)。現在、宮崎大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    近くて遠い関係にある日本と朝鮮半島の、古代から現代に至るまでの歴史。東アジアで中国文明の影響を受けながら通交・貿易を深めていく。蒙古襲来、秀吉の「唐入り」、江戸の友好的な日朝交流などを経て、幕末あたりから徐々に日本には「皇国」の優越と朝鮮蔑視の意識が見え始め、激動の近現代に突入していく。◆過去を克服するためにも歴史から学ぶ事は多々あるだろうが、現在の朝鮮半島情勢は、もはやそのような次元ではないようにも見受けられる。地域の安定が根本から脅かされる状況でいかに危機を回避するか難しい舵取りが迫られる。 

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