ここまで変わった日本史教科書

高橋秀樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642082990
ISBN 10 : 4642082999
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;21

内容詳細

中学生・高校生が学ぶ日本史は不変のものではない。相次ぐ発掘調査や新史料の発見で、人物や事件、時代のイメージは見直され、教科書の内容は書き改められていく。日本史教科書の現在を知るために、旧石器から平成まで46のテーマを設け、この数十年の記述の変化とその根拠となる研究の進展を教科書の専門家が解説する。Q&Aなどの付録も充実。

目次 : 原始・古代(旧石器・縄文時代―「日本史」の始まりを求めて/ 弥生時代1―時代区分をめぐる攻防 ほか)/ 中世(平安時代5―中世の始まりと武士の起源/ 平安時代6―平清盛と平氏政権 ほか)/ 近世(戦国時代2―信長の描かれ方が変わった/ 戦国時代3―秀吉の出自、政治や出兵にも新視点 ほか)/ 近現代(明治時代1―明治維新の始まりと終わり/ 明治時代2―二つの国際秩序 ほか)

【著者紹介】
高橋秀樹 : 1964年神奈川県に生まれる。1996年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了、博士(史学)。現在、文部科学省初等中等教育局教科書調査官

三谷芳幸 : 1967年香川県に生まれる。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。文部科学省初等中等教育局教科書調査官をへて、現在、筑波大学人文社会系准教授

村瀬信一 : 1954年東京都に生まれる。1989年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得、博士(文学)。現在、文部科学省初等中等教育局主任教科書調査官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • えちぜんや よーた さん

    やっぱり昭和初期から太平洋戦争までの終結について、中学生や高校生に説明するのは難しいようで。昭和恐慌、226事件で高橋是清がテロの標的になったとか、大東亜共栄圏の構想とか現代に生きる我々の生活に繋がる重要事項なので、研究で分かっているとこまでちゃんと説明できたらいいんだけど。歴史学習はある程度時間をかけて知識の蓄積がないとむずかしい。Google検索がどんなに高度化しても物事を体系だってたり、複数の視点から見ないといけないのでそこを10代の方に興味・関心を持ってもらうのはどうしたら良いのだろうか?

  • ち〜 さん

    読み始めてイキナリ明石原人は原人じゃなかった!に驚愕。明石原人まつりはどうなる!?(今年も開催されたけど)「大和朝廷」「蒙古襲来」「士農工商」などの親しんだ名称も続々と消え、スーパーヒーローだった聖徳太子も控えめに。「いい国作ろう鎌倉幕府」をはじめとする年号の覚え方もたくさん覚え直さなくてはいけない。検定の裏話、現在の小学校は暗記学習ではなく体験学習になっている等、興味深いものもあり。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    江戸時代の士農工商が百姓・町人に、11代将軍の家斉の評価がアップ、親藩・譜代・外様の区分は明治時代の分類にすぎない。「藩」が江戸時代の交渉ではなく、これも明治時代に広く用いられるようになった名称との事。なるほど! しかし1929年以降の取り上げ方がこれじゃあダメだろう。

  • vinlandmbit さん

    思い出せば2000年頃に学んだ日本史において、結構変わっている部分がある事を実感。他の一般的な日本史本と並行して比較するとなお面白そうです。

  • Mzo さん

    テレビ等で「昔の教科書と、今教えてる内容は違う!」と強調されていることがあり、それはそれで面白い。が、教科書の記載の変化は、新資料などをもとにもっと地に足のついたものなんだな、というのが本書の印象。逆に言えば、これを読んで「へ〜、知らなかった!」となることは少ないが、歴史研究と教科書作成の実態が見える、という面白さがある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品