「主権国家」成立の内と外 日本近代の歴史

大日方純夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642068130
ISBN 10 : 4642068139
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
274p;20

内容詳細

欧米列強により東アジアの秩序が再編される中、明治政府は早期の近代化を目指した。自由民権運動・憲法制定・国会開設・初期議会から条約改正までの過程を解読。「主権国家」の成立と民衆の動向、国際情勢に鋭く迫る。

目次 : 「主権国家」成立をめぐる「世界」と「日本」―プロローグ/ 1 大久保政権と自由民権運動の生起/ 2 国会開設運動と情勢の転換/ 3 運動再編と内外情勢の変動/ 4 憲法制定・議会開設への道程/ 5 初期議会と日清戦争/ 日清戦争がもたらしたもの―エピローグ

【著者紹介】
大日方純夫 : 1950年、長野県に生まれる。1973年、早稲田大学第一文学部卒業。1978年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • coolflat さん

    岩倉使節団(1871年)〜日清戦争(1894年)。本書の問いは三つある。第一は、華夷秩序に組み込まれていた日本が、開国〜明治維新のもと、どう華夷秩序を解体し、どう西洋近代国際秩序に組み込まれていったのか。第二は、四つの口、長崎(対オランダ、清)・対馬(対朝鮮)・薩摩(対琉球)・松前(対アイヌ)、すなわち西・南・北の境界をめぐって、対外関係と領域の問題を新政府はどう処理していったのか。第三は、幕藩体制(260〜270藩が各々支配機構を持っていた)が、いかに一元化(廃藩置県など)されたのか。これらを解明する。

  • AKa さん

    『明治史講義テーマ編』(ちくま新書)の自由民権運動の章にて、担当の中元崇智氏が参考文献の1つとして挙げていました。自由民権運動研究者サイドからの最も新しい概説書であり、現時点(2018年)では松澤裕作氏の新書『自由民権運動』と共にまず目を通しておく一冊でしょうね。

  • 東岳 さん

    あとがきが一番おもしろかった、というとやや失礼かもしれませんが、そこに著者の考え方がストレートに出ていておもしろかった。まずそこから読んだ方が全体の問題意識も明確になり、楽しめるかもしれません。

  • ヨシ さん

    岩倉使節団から日清戦争に至るまで明治日本が近代化を歩んでいく様子を、内政・外交ともに網羅した概説書。 自由民権運動や政党の活動について特にスポットをあてている。憲法制定や私擬憲法は一段と詳しい。

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大日方純夫

1950年、長野県に生まれる。現在、早稲田大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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