キリシタン大名 読みなおす日本史

岡田章雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642065894
ISBN 10 : 464206589X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
213p;19

内容詳細

戦国時代末期に伝来したキリスト教。多くの武将が入信した動機とは。統一権力に抑圧され追放される過程から、彼らの思いを読み解く。

【著者紹介】
岡田章雄 : 1908年群馬県前橋市に生まれる。1932年東京帝国大学文学部国史学科卒業。東京大学史料編纂所教授、青山学院大学教授を歴任。1982年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    全容を掴むのにちょうどよい。著者が冒頭で、女子中学生からの質問に答える形で易しく丁寧に説明していても尚、当時の大名たちが大きなリスクを負って異文明の宗教を選んだ心持ちが私にはまだ理解できないのである。

  • 金吾 さん

    キリシタン大名たちの一連の流れがわかりやすく書かれています。有馬氏の部分は興味深かったです。ただ何故キリシタンが弾圧されたのかの点はもう少し深掘りしてほしかったです。

  • 南北 さん

    戦国時代にカトリックが伝道されてから、高山右近が追放されるまでの歴史が書かれた本です。ただし、カトリックの立場に立っているので、高山右近が追放された理由が豊臣秀吉の気まぐれのように読みとれるところがやや残念なところです。当時のスペインやポルトガルは世界征服を目指す「悪の帝国」であり、カトリック大名たちが、教会を建てるため神社仏閣を破却したり、カトリックに反対する人たちを奴隷としてスペインやポルトガルに売り飛ばしていたことを考えるとキリシタン禁教令もやむを得ないと思います。

  • がんちゃん さん

    星夜航行に刺激されて読んでみた。1977年に書かれたとは思えない。ポイントは押さえられていてわかりやすい。でもあの時代に武士の間に信仰が広まった事がやっぱり良くわからないのだが⁉

  • NyanNyanShinji さん

    1977年のいささか古い本の再販であるけど、キリシタン大名について隈なく網羅されて系統立てて記述されているので、これまで断片的だった戦国末期から安土桃山時代におけるキリスト教の知識が一本の線で繋がった。高山右近が父親の代からのキリシタンだったり、伊東マンショが伊豆から日向へ移った伊東氏(頼朝の伊豆配流時代に娘が頼朝の子を身籠ってしまい後難を恐れてその子を処分したあの伊東氏)出身だとかはこの本で初めて知った。読後,その対象について深掘りしたくなったという事は、いかにこの本が良い本だったという証拠だろう。

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岡田章雄

歴史学者。1908年、群馬県生まれ。東京帝国大学文学部卒業。東京大学史料編纂所員、東京大学教授、青山学院大学教授などを歴任。専門は16〜17世紀における日欧交渉史とキリシタン研究。第二次世界大戦中の日本政府によるポスター収集家としても知られる。1982年死去

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