出雲の中世 地域と国家のはざま 歴史文化ライブラリー

佐伯徳哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642058513
ISBN 10 : 4642058516
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;19

内容詳細

出雲にもまぎれもなく「中世」という時代はあった。日本海西部の出雲においていかに「地域」が形成・展開し、これを公家・武家・寺社勢力による権門体制国家がいかに支配しようとしたのか。地域と国家の相剋に迫る。

目次 : 中世支配体制の成立/ 鎌倉時代の公家・武家・寺社勢力の支配機能/ 鎌倉幕府支配の台頭―蒙古襲来以降/ 鎌倉幕府倒壊から南北朝動乱/ 南北朝動乱から室町幕府守護体制へ/ 戦国時代

【著者紹介】
佐伯徳哉 : 1961年愛媛県に生まれる。2007年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。島根県教育庁文化課・島根県埋蔵文化財調査センター・島根県古代文化センター・(石見銀山)世界遺産登録推進室・島根県立古代出雲歴史博物館などを経て、現在、新居浜工業高等専門学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MUNEKAZ さん

    タイトル通りの一冊。出雲大社や鰐淵寺など寺社勢力を軸にした記述で、意外とすらすら読める。やっぱり大寺社が話題のど真ん中にあるのが、いかにもこの地域らしくて面白い。どんどん遅延する遷宮儀式や社殿修築に中世らしいグダグダ感を感じつつも、そうした寺社関係の出来事をテコに、在地勢力と結びつく中央の武家という構図は興味深い。尼子氏をはじめ三沢や多胡、牛尾といった出雲を代表する国衆も、もとは西遷御家人だったことが中世で起きた出雲の支配層の変動を表している。

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