『小右記』と王朝時代

倉本一宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642046749
ISBN 10 : 4642046747
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;22

内容詳細

摂関期の右大臣藤原実資の日記で、政務・儀式を子細に記した『小右記』。その成立と後世の来歴、実資の事績と人間関係を探り、政務運営や貴族の交際など社会の諸側面を考察。『小右記』と実資の新たな評価を見いだす。

目次 : 第1部 『小右記』について(『小右記』の記録状況/ 写本の再調査による大日本古記録本『小右記』の補訂/ 『小右記』における記録・典籍類の引用方法/ 『小右記』と説話・言談とのあいだ―『小右記』の流布状況を手がかりに/ 『小右記』の伝来・伝播と中世文化)/ 第2部 藤原実資について(公卿から「愛子」を「附属」される実資/ 「黒い実資」論/ 実資とキサキ―養母能子・妻婉子女王・賢后彰子たち)/ 第3部 『小右記』からみた摂関期(『小右記』にみえる政務の一事例/ 『小右記』にみえる立后儀礼/ 『小右記』における貴族の行動圏/ 『小右記』にみえる災異記録/ 『小右記』にみえる唐物)

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年三重県に生まれる。現在、国際日本文化研究センター教授、博士(文学)

加藤友康 : 1948年東京都に生まれる。現在、東京大学名誉教授

小倉慈司 : 1967年東京都に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Jirgambi さん

    大河ドラマで注目を集めるクリエイターズファイル…もとい、藤原実資『小右記』に関する論考本。史学専攻とはいえ日本古代史は門外漢の私には???な点も多いが、『小右記』自体の史学史をざっと纏めてくれているので、初心者の入口として内容が浅く広く分かり易し。 典拠引用の方法から読み解く平安貴族の重要性認識や、唐物の扱われ方、災害記録に関心を持った。「愛子」としての家族生活、政治史についても言及あり。個人的にはそちら方面を難しく感じるも、それは東洋史でも比較的そうなので、結局は自分の関心か。

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倉本一宏

1958年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学、博士(文学)。国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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