景観史と歴史地理学

金田章裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642046480
ISBN 10 : 4642046488
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
422p;22

内容詳細

歴史地理学において過去の景観を復原し、変化を追跡することは基礎的な作業である。ここで主張される「景観史」とは、ものいわぬ景観がもつ機能や役割をすくい取り、織り込まれた社会秩序や歴史の重みに留意して、歴史的空間を描く学問的営みである。編者に賛同する研究者による具体的な研究例や問題提起の論考を収め、歴史地理学の可能性に挑む。

目次 : 景観史の視座/ 1 景観史をたどる(古代美濃国本巣・席田両郡の景観復原の一齣―船来山南麓に屯倉の存在の可能性を探る/ 境界表示としての〓(ホウ)示の確立―中世荘園の景観史を考えるために ほか)/ 2 景観史の構造(中近世移行期における地域構造の変化と港町の景観―出羽酒田を事例として/ 港湾空間におけるボトルネック構造―水と陸との景観史試論 ほか)/ 3 景観史と文化(「ところ富士」の誕生/ 屋島合戦の顕彰 ほか)/ 4 景観史と現代(景観史と民俗地理学の接点―平戸島大志々伎集落を事例として/ 東日本大震災被災地の景観変遷と災害対策案 ほか)/ 5 景観史の交わり(景観史を振り返る/ 一八四八〜一九一四年のフランスの景観における音楽堂のイコノグラフィ ほか)

【著者紹介】
金田章裕 : 1946年富山県に生まれる。1974年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。京都大学文学部教授、同大学院文学研究科長・文学部長・副学長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構長を経て、京都大学名誉教授、博士(文学)、京都府立京都学・歴彩館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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