平安時代の后と王権

東海林亜矢子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642046428
ISBN 10 : 4642046429
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
276p;22

内容詳細

摂関政治の成立・展開にいて、后の権限はどのように変化したのか。内裏後宮という場所と、そこで行われた儀式を切り口に、后の立場と役割を明らかにする。王権と密接に関わり母后が権力を握るようになるのは、天皇の日常的後見と大きく関係し、ミウチ意識が醸成されたことによる。摂関政治の原動力となった后の分析から、社会構造を捉え直す。

目次 : 序章 后研究の課題と本書の研究視角/ 第1章 母后の内裏居住と王権―平安時代前期・中期を中心に/ 第2章 摂関最盛期における王権構成員居住法の考察―道長の後宮政策とその限界/ 第3章 常寧殿と后の宮/ 第4章 中宮大饗と拝礼―男性官人と后/ 第5章 女房女官饗禄―女性官人と后/ 終章 王権の中の后と后の宮―まとめと展望

【著者紹介】
東海林亜矢子 : 1969年東京都に生まれる。1992年慶應義塾大学文学部日本史学科卒業。2010年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科(博士後期課程)単位取得退学。2016年お茶の水女子大学博士(人文科学)取得(論文博士)。お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪ さん

    平安時代といえば摂関政治。目立ってたのは男性だと思いがち。しかし、妃が後宮にいたからこそ後宮を掌握していたから。妃でも特に母后は「後見」という強みが必要だった。その存在は奈良時代末からあり天皇とともに政治していたのが一緒に住みだした頃から変化。皇后という位にし絶対的にしたが、妃が皇子を産めなくなりそれも衰退してしまった。凄く興味深い研究書でした。次は違う方面で見てみたいです。

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