アジア・太平洋戦争と石油 戦備・戦略・対外政策

岩間敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642038768
ISBN 10 : 4642038760
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岩間敏 ,  
追加情報
:
188p;22

内容詳細

石油に乏しい日本は、なぜアジア・太平洋戦争に踏み切ったのか。蘭領東インドとの輸入交渉、真珠湾攻撃での洋上給油作戦、石油備蓄と需給の予測、南方からの石油輸送と海上護衛戦の実態、本土空襲と製油工場の被害などを考察。石油のほか艦船・航空機など戦備に関する豊富なデータをもとに、あらゆる資源を動員した総力戦の実態と末路を解明する。

目次 : 第1章 日米開戦前の日本の戦備/ 第2章 真珠湾攻撃/ 第3章 「日蘭会商」から石油禁輸へ/ 第4章 南部仏印進駐と米国の対日石油禁輸/ 第5章 世界最初の戦略石油備蓄/ 第6章 海上護衛という隘路/ 第7章 総力戦分析の封印/ 第8章 空襲と国内製油施設の崩壊/ 終章 石油から見る総力戦の末路

【著者紹介】
岩間敏 : 1946年鳥取県生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、日本経済新聞社、トヨタ自販系研究所に勤務。石油公団に入り通商産業省調査員、ハーバード大学客員研究員。石油公団パリ、ロンドン各事務所長、理事などを歴任。2016年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相馬 さん

    太平洋戦争を石油に特化して捉えた論文。岩間さんはJOGMECの論文を読んだことがあったが、それらがベースになっているようだ。日本の石油の生産量、輸入量、需要を数字で明示すると、今更ながら、補給、輸送、情報を軽視した日本上層部の無責任さが悲しい。ところで、大和の沖縄突入んついて、帳簿外のものを集めて「往復分」に重油を積んでいた、という事実は知らなかった。

  • nagoyan さん

    優。

  • フルボッコス代官 さん

    石油公団関係者が著述する戦争期の石油関係の著書。前回紹介した『陸軍燃料廠』とは違い、技術というよりも石油をめぐる国際政治・国際経済からの視点で書かれている。石油で苦しんだ日本がどのように手に入れにいく算段を決めていくのか、その戦備・対外政策を丁寧に描いている。

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