現代語訳 小右記 貞元二年三月〜永延二年十二月 1 三代の蔵人頭

倉本一宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642018166
ISBN 10 : 4642018166
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
342p;20

内容詳細

円融・花山・一条天皇に蔵人頭として仕える若き日の実資。相次ぐ譲位に際し、関白頼忠・摂政兼家らと連携して政務や儀式に奔走する。その一方で、昇進をめぐるわだかまりや、娘の病気治療の苦心などを日記に綴った。

目次 : 貞元二年(九七七)/ 天元元年(九七八)/ 天元二年(九七九)/ 天元三年(九八〇)/ 天元四年(九八一)/ 天元五年(九八二)/ 永観元年(九八三)/ 永観二年(九八四)/ 寛和元年(九八五)/ 寛和二年(九八六)/ 永延元年(九八七)/ 永延二年(九八八)/ 付録

【著者紹介】
倉本一宏 : 1958年三重県津市に生まれる。1989年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユキタ さん

    図書館。全部を読み通す気力はないので飛ばし読み。大河ドラマ「光る君へ」でロバート秋山演じる藤原実資が義懐の出世スピードに物申す日記部分は見つけた。子どもが生まれたときの「お産には立ち会わなかった(キリッ)。生まれるっていうから急いでいったけどお産もう済んでた」みたいな日記部分にほっこりした。間に合わなかったのねwそれにしても花山天皇が出家した寛和2年の日記が少なすぎる。日記つける間もないほど大忙しだったのかもしれない。

  • Tanaka9999 さん

    感想としてはなんともいえない。日記を残す目的が行事の前例を子孫に残すためのはず。そのため、個人的な内容は比較的少なく、行事はかなり詳しい。やはり政治の世界に生きる人なだけに、周りの人への批評とか。やはりその行事とかをイメージして読むと面白い、のかも。

  • 剛田剛 さん

    「賢人右府」藤原実資の日記。「御堂関白記」は「意識的に書き残さなかったこと」が大量にあることがうかがえたが、こちらはもう「意識的に書き残したこと」だらけで感服する他ない。政争に明け暮れていた最上位の貴族の脇で、こういう実務屋が汗をかいて国政を運営していたことがよくわかる。しかしこれ16巻まで出るのか。全部揃えるのキツいな。

  • 秋津 さん

    「賢人右府」藤原実資の日記の現代語訳。第1巻では円融、花山天皇の相次ぐ譲位、幼帝一条天皇の即位など、道長の権力掌握の前段階について綴られています。「「陣定」って何だっけ?」「こいつ誰だっけ?」など所々調べながら、頭に入っているのか入っていないのか怪しいながらも、政務や儀式についての事細かな記録を楽しく拝見。実資の歯に衣着せぬ批判は有名ですが、「先例を知らないのか」「未だその意味がわからない」など、改めて現代語で書かれると面白いなと。全16巻で半年ごとに1冊刊行なので完結は7年後。さあ長期戦の始まりだ。

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人物・団体紹介

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倉本一宏

1958年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学、博士(文学)。国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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