戦後改革と逆コース 日本の時代史

石上英一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642008266
ISBN 10 : 4642008268
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
吉田裕 ,  
追加情報
:
22cm,287,13p

内容詳細

戦後改革はこれまでの日本をどのように変えたのか。そして、1940年代末から始まった、ナショナリズム復活の現象=「逆コース」はいかにして生じたのか。戦後社会の黎明期のなかに、現在へと続く課題を探る。

【著者紹介】
吉田裕 : 1954年生まれる。1983年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Takao さん

    2004年7月20日発行(初版)。松山の古書店より「日本の古本屋」で購入。冒頭の吉田裕氏の通史的な文章を第1部とすれば、第2部に相当するテーマ別の論考5編「復員 〜軍人の戦後社会への包摂〜」「家族法の改正〜戦時及び戦後〜」「サンフランシスコ体制論〜日本の再出発と日米鏡像関係の成立〜」「戦後の大衆文化」「総評労働運動の時代」を加えた二部構成ともいえる。12年前の出版だが、戦前と戦後の断絶と連続、という問題を考えるうえで様々な視点を提供された。近年の政治の右傾化を考えると、この時代を読みなおす必要を感じる。

  • おたきたお さん

    戦前と戦後の「連続性」に着目する視点が斬新。最初に「私たち自身の視座や視覚を不断に問い直してゆく作業こそが、歴史家の「仕事」だと考えるからである」(P10)という姿勢に共感。この姿勢は政治・社会・文化の共著者も共にしている。45年から52年までの掃海作業(機雷除去など)で殉職した元海軍兵士は77名あったという。彼らの犠牲の上に戦後が成り立っていることは後世に伝える必要があるだろう。A級戦犯の一人である木戸孝一が天皇の戦争責任の明確化を訴求していたことや、戦中戦後の大衆運動家 山代巴を知ったのもこの著書。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

石上英一

1946年埼玉県生。1970年東京大学文学部国史学科卒業。1974年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学史料編纂所・東京大学大学院情報学環教授を経て、東京大学名誉教授、元人間文化研究機構理事。博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品