「日本人の日本語」を考える プレイン・ランゲージをめぐって

庵功雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621307649
ISBN 10 : 4621307649
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
庵功雄 ,  
追加情報
:
248p;21

内容詳細

イギリスやアメリカでは、伝えたいことを誰にでも理解してもらえるプレイン・イングリッシュというコミュニケーション手段が1970年代からはじまっている。それは多言語に広がり、「理解しやすい」「読みやすい」文章を書くためのプレイン・ランゲージの動きへとつながっていった。日本では、「やさしい日本語(プレイン・ジャパニーズ)」として確立、提唱されている。本書は、専門家と非専門家のコミュニケーション、行政、マスコミ、ビジネス、医療、介護、国語教育等で求められる日本語、これからの日本社会にとっての日本語の姿や、日本語母語話者にとっての日本語の課題と変化を提案する。誰もが平等に理解し行動できる社会を志向する一冊である。

目次 : 第1部 プレイン・ランゲージ(わかりやすいことば)とは(日本語母語話者にとっての「やさしい日本語」:プレイン・ジャパニーズ/ 海外の動向―プレイン・ランゲージをめぐって)/ 第2部 日本語母語話者の日本語の問題(現代文から見た日本語母語話者の日本語の問題/ ビジネスにおけることばの問題 ほか)/ 第3部 専門家―非専門家のコミュニケーション:わかりやすいことばと社会(医療におけることばの問題/ 介護におけることばの問題 ほか)/ 第4部 ことばと教育(国語教育から見たことばの問題/ 「やさしい日本語」を支える「マインド」とその育成)/ 第5部 プレインさの光と影(マスメディアにおけることばの問題/ 政治家のことば:プレインさとポピュリズム ほか)

【著者紹介】
庵功雄 : 一橋大学国際教育交流センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • モリータ さん

    ◆2022年11月刊。16編を収録。◆「やさ日」に関する授業の予習に。この種の論文集が玉石混淆なのはよくあることだが、主要概念たる「プレイン・ランゲージ」を紹介するはずのAの記述はいただけない。主要概念の定義や歴史の前に、SDGsなどの付加的・背景的な説明が続くが、これは当該文章で批判されている(かつ疑わしい日本(語)文化論に基づいた)「結論を先に最初に提示せず、背景からだらだと述べるスタイル」ではないのか。さらに悪いことに、他の収録文章と違って、文中に先行研究等への参照がされておらず、大変使いにくい。

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