人権の世界地図

Andrew Fagan

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621303641
ISBN 10 : 4621303643
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
130p;25

内容詳細

本書は、国家間の人権の不平等と、その世界的な人権侵害の結果を明らかにし、国連の世界人権宣言に着想を得て、人権の基本的な問題について考察しています。色付けされた地図とグラフ、150か国以上のプロフィールとデータによって、人権侵害の事例と人権とは何かについて解説しています。自由な表現とメディアの検閲や、各地域の性的自由、人種差別、宗教的自由、障害者の権利の状況、そして、ジェノサイド、拷問、性的隷属、警察の残虐行為について、それらの進展と限界を探っていきます。また、武力紛争、抑圧、差別によって荒廃した地域に焦点をあて、そのコミュニティ全体がいかに貧困や社会的排除から抜け出せずにいるのか分析しています。地球規模での多様性は不寛容によって脅かされています。本書は、自由を守り、拡大していくことを考えるうえでの重要なリファレンスです。

目次 : 第1部 国家、アイデンティティ、市民権/ 第2部 司法侵害と法規制/ 第3部 表現の自由と検閲/ 第4部 紛争と移住/ 第5部 差別/ 第6部 女性の権利/ 第7部 子どもの権利/ 第8部 国のプロフィールと世界のデータ

【著者紹介】
アンドリュー・フェイガン : エセックス大学人権センター副所長。“Essex Internet Encyclopedia of Human Rights”の編集者

長島隆 : 東洋大学名誉教授・東京薬科大学(薬学部)客員教授。専門:哲学、倫理学

江崎一朗 : 熊本県立大学教授。専門:法哲学

石田安実 : 上智大学生命倫理研究所客員研究員。専門:英米現代哲学、倫理学、生命医療倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    言論、表現、集会、結社の自由が絶望的に「ない」中国、ロシアは恐ろしい。世界中には様々な国・地域があるけれど、日本はこれでもまだましな方なのか? でも、「オカシイ」と思ったことは声に出して発信していくことが大切だと思った。あと、自由の国? アメリカ合衆国は意外と男女平等ではない、ということも分かった。世界全体で見ると、人権は本音と建前の間で、為政者や権力者にいいように扱われているのか・・・。残念な現実。

  • のんぴ さん

    翻訳の日本語が読みにくい。もっとすっきり訳してほしい。しかし、為政者が拷問、投獄、威嚇などにより市民を委縮させ自分たちに都合の良い社会を作っている国々について、地図上で視覚的に理解することはできた。また弱い立場である女性や子供が信じられないような虐待を受けたり、働かなければならないため教育を受けられなかったり、商品のように人身売買されている状況は、国際的な機関が介入して根絶していかなければならないと思う。まず飢餓ゼロ、医療、衛生の普及から。世界には解決しなければならない問題が山積している。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    『私の身に起きたこと 〜とあるウイグル人女性の証言〜 』を読んでこちらも。8章から構成され『国家、アイデンティティ、市民権』『司法侵害と法規制』『表現の自由と検閲』『紛争と移住』『差別』『女性の権利』『子どもの権利』『国のプロフィールと世界のデータ』データ的には古さがあるようだけれど、現状は良くなることはなくもっと酷いのではないだろうか?日本もデータ上では問題なしのようだけれど、決してそうではないだろう。こんな事が起こっているの?と目を背けたくなるが、改めて知りたいキーワードが多かった。

  • Mc6ρ助 さん

    ポスト団塊の世代(といってもいろんな人がいるのだけれど)は「人権」が付与のものとして捉えがちなのだが、先人が汗と血で贖ってきたものであると理解を迫られる。この本の地図では日本はほとんどで「ホワイト国」なのだが、ジェンダーやいじめ、セクハラ、パワハラ、果ては同調忖度社会など決して生きやすくはない。次の世代に良いものを残したいと考えるにやぶさかではないが、愛知トリエンナーレのごとく斜めから飛んでくる槍にはつい首をすくめてしまう。

  • ののまる さん

    ちょいデータが古いのと、え?もっとあるよね?というのがあって、かなり選択(あるいはよく知らない)されているのかな。日本なんて、実際もっとある。

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