山岳 サイエンス・パレット

渡辺悌二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621301722
ISBN 10 : 4621301721
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

地球の陸地の4分の1を占める『山岳』。山は、主要な河川の源で、私たちの生活に欠かせない水を供給しています。山の存在は、気象パターンに影響を与え、生物や文化の多様性をはぐくむ中心的役割を担ってきました。地下資源鉱物の宝庫で、レクリエーションの場も提供しています。いま、気候変化の影響を強く受け、山は急激に変化しています。本書は、山に関して、私たちが知っておくべきことを国際的な視点で非常にコンパクトにまとめています。そして、山の恩恵を受けてきた私たちの社会が、山の変化に対して地球規模で取り組むべき課題を提示しています。本書を読み終わった時、山の見方が変わっているかもしれません。

目次 : 1 問題提起 なぜ、山が問題なのか/ 2 山は永遠のものではない/ 3 世界の給水塔/ 4 垂直の世界に生きる/ 5 多様性の宝庫/ 6 保護地域とツーリズム/ 7 山岳域の気候変化

【著者紹介】
マーティン・F・プライス : スコットランド・ハイランド/アイランド大学パース校・山岳研究センター所長、ユネスコチェア「持続可能な山岳開発」・チェアホルダー、PhD.

渡辺悌二 : 1959年北海道生まれ。北海道大学地球環境科学研究院教授。PhD.専門は地理学

上野健一 : 1963年東京都生まれ。筑波大学生命環境系・地球環境科学専攻准教授。理学博士。専門は気候学・気象学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • africo さん

    山岳に関する現在の様々な課題を紹介した入門書。生物多様性や気候変化など、当然テーマとなりそうなものから、山岳ツーリズムなどの経済、山岳民の生活文化といったものまで幅広く紹介しているが、完全に独立しているものではなく、それぞれが緊密に関連している。広く浅くそれぞれの課題の導入を、といった印象だが、その幅広さ複雑さ困難さ重要さに畏敬の念を覚える。あちこちこちの問題が絡み合って、とんでもなく複雑ではあるのだが、ものすごく乱暴にまとめると、山岳にあっても問題の根幹はSDGsである、との理解。

  • まえぞう さん

    山をテーマに学際的にいろんな話しがでてきます。一応、テーマごとに書かれてはいるんですが、雑然としていて、事例集のような印象でした。

  • hojichabuster さん

    15 冊目。タイトル通り山岳ついてなんだけども「山岳とは」というよりかは山岳と人間そして生物に関する関わり合い、社会における環境保全のためのフレームワークや各国の取り組みなど、「関係性」という視点から綴っている。原初は Oxford の Instroduction Series なので、英語でも読める。

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