ネットワーク科学 つながりが解き明かす世界のかたち サイエンス・パレット

増田直紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621088173
ISBN 10 : 4621088173
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
210p;18

内容詳細

工学、生物学、人類学、社会学、経済学など幅広い分野に現れるネットワークを、豊富な具体例を交えて解説。つながりに注目することで見えてくる、分野と分野の垣根を越えた新たな知見をもたらす一冊。

目次 : 1 世界をネットワークという視点でとらえる/ 2 ネットワークは有益な分析方法である/ 3 ネットワークで構成された世界/ 4 連結性と近接性/ 5 スーパーコネクター/ 6 ネットワークの創発/ 7 ネットワークをもっと深く調べる/ 8 ネットワークを襲う大災難/ 9 世の中はすべてネットワーク?

【著者紹介】
グイド・カルダレリ : イタリア・IMTルッカ高等研究所准教授。博士(Ph.D)。経済現象や生命現象に関するネットワークのデータ分析や数学的モデル解析で知られる

ミケーレ・カタンツァロ : サイエンスジャーナリスト。博士(Ph.D)。現在はバルセロナを拠点に一般向け科学記事の記者として活躍

高口太朗 : 国立情報学研究所研究員(JST、ERATO、河原林巨大グラフプロジェクト)。博士(情報理工学)。専門はネットワーク科学

増田直紀 : イギリス・ブリストル大学上級講師。博士(工学)。専門はネットワーク科学、進化ゲーム、理論神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゲオルギオ・ハーン さん

    インターネットや人間関係などのネットワークを科学的に見る時はどういった点に注目しているか、用語はどういったものがあるかを淡々と書いている。割と他の本でも出てくる話が多く、目新しさには欠けていた。教科書的な書き方のためか探究心はくすぐられず、こちらも淡々と読んでしまった。少し残念ではあったが、変なことを書いているわけでもないので読んでいて安心感があったし、情報を整理できた。

  • りょうみや さん

    数式をまったく使っていないネットワーク本で、具体事例をひたすら網羅して理解を深める形式。しかし図表が最小限、つまりほぼ文字ばかりなので、他のネットワーク本で分野をイメージを掴んでいないと分かりづらいかもしれない。

  • tolucky1962 さん

    インフラ(通信、電力、交通)だけでなく人間関係、食物連鎖、言葉の意味関係などさまざまな つながり・ネットワークについて示しています。トポロジー、グラフ理論など説明の後、6次の隔たり(全ての人は6人介するとつながつ)やハブ(ハブ空港などのスーパーコネクター)の話。さらに、インターネットや社会ネットワークのような設計図・管理者のない自己組織化されたNWの秩序について語られている。 ネットワークというとつい通信から考えてしまいがちな自分には勉強になりました。

  • スプリント さん

    様々な切り口・角度からネットワークを説明、分析した本です。事例も具体的かつ豊富なのでわかりやすかったです。

  • Megumi Odajima さん

    海外論文の翻訳本。H26.4.25初版と最新の情報ということもあってか・・・馴染み薄で難しい!先日読んだ「免疫ネットワーク」には胸アツな個所も多かったのに・・・。著者が米ではなく伊の博士だというのも関係あるだろうか。米流の展開にはだいぶん慣れてきたと思うので。ネットワーク科学を研究する日本人は少なく、国際会議の場でも存在感は小さいらしいので、若い方に力を発揮してもらいたいなぁ。「エゴ・ネットワーク」「マタイ効果」「自己組織化過程」、そして「優先的選択」=適応度の高いものがさらに富む・・・きゅうっときた。

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