右?左?のふしぎ

柳井浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621087886
ISBN 10 : 4621087886
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;21

内容詳細

植物のつるの巻き方、カタツムリの殻の巻き方などから、北半球と南半球での台風の渦の違い、右巻きと左巻きの注連縄、卍(まんじ)と〓(ハーケンクロイツ)…に至るまで、ありとあらゆる身の回りの例をカラー図版で豊富に取り上げ、解説する。

目次 : 1 手のひら対称性(掌性)とは(手足に見る原像と鏡像/ アルファベットに見る原像と鏡像 ほか)/ 2 手のひら対称性(掌性)が現れるのはなぜか?(自然界に見る手のひら対称性(掌性)の起源/ ゲーテと螺旋化傾向 ほか)/ 3 手のひら対称性(掌性)の例をさらに探せば(手のひら対称性(掌性)の例をさらに探す/ 蛇状書法と左右交互書法 ほか)/ 4 付録―対称性と手のひら対称性(掌性)(対称要素/ 非対称(ディスシンメトリー) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 魚京童! さん

    日本語だと左右だけど、言葉にすると右、左っていう。北を向いたときの東とかね。これが書いてある頁側とかね。難しいよね。

  • ふう さん

    案外難しかったがざっくりまとめると、たかが左右されど左右(おーい)。サリドマイドについてはじめて知った事実もあってとても興味深い内容だった。毒にも薬にもならないと言うけど実際はなっちゃうんだよねー いやーすごいわ。ってか本文でいちいち「掌性(てのひら対称性)」って表記してるこだわりwにも感服w

  • Uzundk さん

    手のひら対称性の話。左旋性のタンパク質からなる生物(人間では無く生物全体!)にとって、化学成分的に同じ物質でも右巻か左巻なのか、その違いは絶大である。右の手に左手用の手袋が上手くはまらないように、同じ物質が左手型と右手型で全く別の効果をもたらす。身近にある螺旋の形が特定の向きに偏っているという認識は今まで持っていなかった。それらが分子の結晶構造の左右から始まり、現実の構造の表現に影響を与えているのは面白い。この視点を自分の中でもっと育てていきたい。

  • 滝原夏希 さん

    久しぶりに読んだ化学モノ。へその緒は左巻きで、デオキシリボ核酸の2重らせんは右巻き、というのが印象に残ったなあ。トリビアゲット。 もひとつ、鏡にうつる自分は自分ではない、って。 なぜなら顔は左右不対照で、カガミは逆に映り込むから、ヒトは自分の姿を決して正確に見ることができないんだって。ふ〜ん・・・

  • satochan さん

    現像と鏡像。これが毒と薬になるなんて考えたことがなかった。1対1の混合物。医薬品が現像と鏡像をなすものの混合物として人体に入ると、望み通りの適合した組み合わせばかりでなく、ある種の分子と不適合をおこす組み合わせになることがある。この不適合な組み合わせの作用はよくてゼロ、最悪の場倍には破壊的なものになりえる。混合物から効果があるものだけにする手続きをラセミ移行。しかし、サリドマイドは右旋性だけを取り入れても左旋性に変わる。医薬品以外にも、かたつむりなど、自然界の左巻き右巻き、建築物の柱のねじれ、大仏の頭、本

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