安楽死・尊厳死 シリーズ生命倫理学

甲斐克則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621084823
ISBN 10 : 4621084828
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;22

内容詳細

安楽死・尊厳死の問題は、生命倫理を語るうえで必ず議論の重要な対象となる。そこには、終末期における生命をめぐる、患者の自己決定権の限界、家族等近親者の判断の役割、意思決定能力のない患者の場合への対応等、終末期医療の極限の法的・倫理的問題点が凝縮されているともいえる。本巻は、国内外の動向を正確に見据えて、安楽死・尊厳死の問題点について多角的に考察した。

目次 : 安楽死・尊厳死をめぐる生命倫理の問題状況/ 哲学的観点から見た安楽死/ 安楽死・尊厳死とキリスト教―その歴史と基本思想/ 仏教から見た安楽死・尊厳死/ わが国における尊厳死運動―日本尊厳死協会の立場から/ 日本における積極的安楽死/ 日本における人工延命措置の差控え・中止(尊厳死)/ 医療現場からみた人工延命措置の差控え・中止/ 医師による自殺幇助(医師介助自殺)/ アメリカにおける尊厳死/ 欧州(イギリス・ドイツ・フランス)における安楽死・尊厳死/ オランダにおける安楽死・尊厳死/ 延命治療の中止に関する韓国大法院判決について/ 中国における安楽死の動向

【著者紹介】
甲斐克則 : 早稲田大学大学院法務研究科教授(刑法・医事法・生命倫理)。1954年生。九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。日本医事法学会代表理事、日本刑法学会常務理事、日本生命倫理学会理事

谷田憲俊 : 北斗病院在宅医療科部長。1949年生。弘前大学医学部卒業、ロンドン大学衛生熱帯病学大学院DTM&H修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒナコ さん

    安楽死・尊厳死に関する論文集。臨床家や生命倫理学者の寄稿が多く、安楽死・尊厳死を部分的に認めるという論調が多かった。→

  • 犬養三千代 さん

    8年くらい前の倫理学の教科書。、いま、安楽死と尊厳死の違い。など分類から始まる。積極的と消極的安楽死の違い。また、宗教キリスト教、仏教の死生観も。最終章の中国の儒教にもふれられている。各国の数々の判決の積み重ね。一つ一つが重い。先進的なオランダとそれに続く米英ヨーロッパ。やはり保険制度が充実している国では経済問題はでなかったが韓国、中国ではまだまだ。中国では「生命」より「義」。迷惑をかけたくない気持ち。分からないではないが悲しい。

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甲斐克則

早稲田大学大学院法務研究科教授、広島大学名誉教授。1982年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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