応用倫理学のすすめ 丸善ライブラリー

加藤尚武

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621082331
ISBN 10 : 4621082337
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
追加情報
:
18cm,193p

内容詳細

「他人に迷惑をかけない限り何をしてもいい権利」(自己決定権)によって個人の権利が守られている。しかしポルノグラフィー、代理母、自殺等に関して、個人が他人に迷惑をかけないとしても、社会の側が干渉したり、個人の自己決定権を制限してくるのは何故か。また、親が子どもを守るということは、子どもの自己決定権を認めることか否か。例えば子どもは何歳になったら親に内証で人工妊娠中絶をしてもよいのだろうか。新しい学問領域である「応用倫理学」がそれらの問いに解法を提示する。

目次 : 1 個人の自律の倫理学(ヘアヌードと他者危害の原則/ 留学生射殺事件の無罪判決/ エイズ患者のプライバシー)/ 2 親と子の世代間倫理学(子どもの名前と自己決定権/ 何歳になったら親に内証で人工妊娠中絶をしてよいか)/ 3 社会的共同性の倫理学(代理母は許されるか/ 安楽死と尊厳死/ 死刑廃止論)/ 4 強者と弱者の倫理学(セクハラで大事なのは使用者の責任/ ハイテク社会と製造物責任法/ 公正の概念とアファーマティブ・アクション/ 鯨は食べてよいか)

【著者紹介】
加藤尚武 : 鳥取環境大学名誉学長。京都大学名誉教授。日本哲学会前委員長。わが国における環境倫理学、応用倫理学の第一人者。1937年生れ。東京大学大学院(哲学)修了。第7回哲学奨励山崎賞、第6回和辻哲郎文化賞受賞。2000年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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加藤尚武

京都大学名誉教授、鳥取環境大学名誉学長。東京大学文学部哲学科卒。1937年東京生まれ。日本哲学会委員長、東京大学医学系研究科特任教授なども歴任。専門はヘーゲル哲学および環境倫理学・生命倫理学などの応用倫理学。哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1993年)、紫綬褒章(2000年)、瑞宝中綬

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