健康食品・中毒百科

内藤裕史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621078402
ISBN 10 : 4621078402
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
26cm,25,316p

内容詳細

健康食品は安全で副作用がないと広く信じられているが、品質の均一性や純度が保証されておらず、摂取量や効果の目安についての科学的根拠もない。健康食品による健康被害の事例を紹介、被害防止に役立てるための書。

【著者紹介】
内藤裕史 : 1932年東京都生まれ。1960年札幌医科大学卒業。1964〜1967年米国エール大学附属病院麻酔科研修医。1969年札幌医科大学助教授。1971〜1972年米国エール大学薬理学研究室研究員。1976年筑波大学教授。1995年茨城県立医療大学副学長、筑波大学名誉教授。2001年茨城県立医療大学退職、茨城県立医療大学名誉教授。2004年「中毒学の確立」により吉川英治文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    千件を越える論文や事例から健康被害の鳥瞰図作成を試みる。痩せ薬、漢方薬も3分の1ずつ配分し、民間療法に全否定的な西洋医療至上主義が通底。例えばアトピーなど難病患者を民間へ走らせるのはステロイド乱用や副作用に一因があるが、記述は棚上げ的な相対美化。素材と加工品は性質的に別物であることを認識すれば防げる事例は少なくない。60〜70歳代に被害が多いのは代謝能力に加えて節度や体調変化に対するセンシティビティにも起因すると思う。必須元素やアミノ酸も食事同様バランスが肝心。統計ならぬ事例集として読める人向けの学術書。

  • はなあぶ さん

    健康食品や漢方薬の利用により、引き起こされた健康被害の症例集。個人差もあることながら、身近な健康食品や漢方薬について、過去にこういう事例もあったと知ることで、同様の症状が出た時に対処が早く適切にできそう。本書は、視覚障害者が朗読により知識を得る時のため、あえて図表を使わず、全て活字で記したとの事。それ以外にも、巻頭の索引や平易な文章等、有用な知識を広く共有しようとする著者の思いが本全体から伝わってくる。「マクガバン報告」で業界の癒着を読んだ直後だから、余計にこういう実直な内容の本が貴重なものに感じられる。

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