徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか 家康のあっぱれな植物知識 扶桑社文庫

稲垣栄洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594090609
ISBN 10 : 4594090605
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
232p;16

内容詳細

お城に松の木が植えられているのは、じつは松の皮は食べられるから。加藤清正が築いた熊本城も至るところに篭城に備えた救荒食が隠されている。戦国〜江戸の武士たちはじつに植物知識が豊富で、人々は身分を超えて皆、植物を愛でていた。大名の素晴らしい大庭園、市井の人が路地裏で育てる鉢植えの種類の多さには、江戸を訪れたヨーロッパ人も驚いている。本書では戦国〜江戸時代、植物を愛した武士たちの優れた知恵と技術を紹介する。

目次 : 第1章 徳川家康は、なぜ江戸を都に選んだのか―家康が築いた植物都市/ 第2章 完全リサイクルの循環型社会ができるまで―大名が投資したイネという植物/ 第3章 お城にはなぜ松が植えられているのか―植物を戦いに利用した戦国武将/ 第4章 三河武士の強さは味噌にあり―地域の食を支える植物/ 第5章 織田信長はトウモロコシが好き―戦国武将を魅了した南蛮渡来の植物/ 第6章 門外不出だったワサビ栽培―家康に愛され名物となった植物/ 第7章 花は桜木、人は武士―武士が愛した植物、サクラの真実/ 第8章 ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国―植物を愛する園芸家となった武士たち/ 第9章 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―武将が愛した植物の家紋

【著者紹介】
稲垣栄洋 : 1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。専門は雑草生態学。農学博士。自称、みちくさ研究家。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、静岡大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 榊原 香織 さん

    面白い!トリビア満載。 城に植えてある松、非常食なんですね。 織田信長が好きだった花、え〜?て感じで、変さがますます好き 静岡の長田でなぜ桃が栽培されているか、風水と関係するそうで、知的に興奮

  • イワハシ さん

    植物学者による蘊蓄本。家康に限らず、昔の話に描かれている植物の話を手当たり次第にかき集めた感。植物すごい、武士すごいというスタンスが底浅く感じる。著者は面白いときもあったのだが、最近はけっこうハズレが目立つ

  • kamekichi29 さん

    武家と植物の関わりいろいろ。植物をいろいろ利用していたんですね。植物に関する知識も相当なもの。 江戸時代以降は園芸が武士の嗜みのようになっていたみたい。面白い。

  • gururi さん

    家康だけでなく、昔の人の植物の知識は本当にすごい。特に江戸時代の植物の活用や楽しみ方は面白い。ひとつひとつもっと深掘りして知りたくなる。

  • べあべあ さん

    植物と歴史に関するあれこれ。有名武将たちの家紋がなんだか象徴的に武将にマッチしている、というのは面白いと思いました。

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人物・団体紹介

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稲垣栄洋

1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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