平等バカ 原則平等に縛られる日本社会の異常を問う 扶桑社新書

池田清彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594089306
ISBN 10 : 4594089305
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
200p;18

内容詳細

新型コロナワクチン接種の大混乱。コロナ禍での東京オリンピック強行。公平じゃない消費税。拡大し続ける経済格差。偽りの「公平」から目を背けるな!

目次 : 第1章 コロナ禍と平等主義(完全にピントがずれていた全国休校措置/ 「一斉」であることに根拠などなかった ほか)/ 第2章 見せかけの平等が不公平を生む(農耕の始まりが不平等を生んだ/ 資本主義にとって不平等は“それほど問題ではない” ほか)/ 第3章 人間はもともと不平等(たかが0・1%、されど0・1%/ 「働く働きアリ」と「働かない働きアリ」 ほか)/ 第4章 平等より大事なのは多様性(多様性の欠如は有事に弱い/ 「純血」でないからこそ人間は生き延びられた ほか)/ 第5章 「平等バカ」からの脱却(「不平等」を是正しないシステムの完成/ 「平等」を放棄する日本人 ほか)

【著者紹介】
池田清彦 : 1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。高尾599ミュージアムの名誉館長。生物学分野のほか、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書がある。フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』などテレビ、新聞、雑誌などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かず さん

    ★★★Audible。 面白い部分も多かったが、内容が進むにつれなんとも言えないモヤモヤ感が胸に広がった。モヤモヤの原因を自分なりに分析すると、おそらく筆者の構図は平等(均一)と多様性。私の思い描いた(今回気付かされた)構図は平等と不平等、または平等と差別。結局しこりのとれないまま読了。私個人としては、平等の否定は必ずしも多様性と一致するとは思えなかった。

  • GAKU さん

    流し読み。

  • テツ さん

    そもそも人間は平等ではない。能力や環境で明らかな差があることなんて誰が見ても明らかなのに、何故「みんな平等」などという薄っぺらい言葉を信じてしまうのか。その嘘をベースにしてしまったら自らの不遇(だと自分が感じている)な境遇と、その原因(だと自分が感じている)であるシステムへの怨みだけが高まっていくのに。為政者が全ての国民を公平に扱うことは大切だけれど、平等にはならない。絶対に。自らの長所を生かし生きるためにやれることをやっていればいいのだ。そして他者の優れた部分も劣った部分もそのまま受け入れたらいいのだ。

  • shimashimaon さん

    オーディオブック。個性は身体に宿るというのは盟友、養老孟司氏と同じですね。私も全く同感です。プラトンは面白いのですが、その体と魂の議論(「パイドン』はまだ読み初めたばかりですが)は少し違うんだよなぁと感じています。意志と表層(イデア界と感覚界)という二元論には親和性を感じているので、死んだら何もなくなるというのも違うと感じているのですが。著者がベーシックインカムに賛同されているのは知りませんでした。私も最近は実現を目指すべき制度だと考えるようになりました。MMTと一緒に勉強したいと思います。

  • まぶだむ さん

    そーか、なるほど。日本人は『平等』を重んじ過ぎて、ちょいちょい皆平等に不利益を被ってんのか。確かにバカだわな。

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