基本情報
内容詳細
暴れる、泣きわめく、発語がない…「療育」が花開いた感動の物語。11歳で死別した母が遺した、胸を打つ子育て日記も。
目次 : 1章 自閉症の宣告「療育」での意識改革(1歳2ヵ月で輝きから一転真っ暗闇に。合わない視線、出ない言葉、泣きわめき/ 自閉症という診断のショックから河島先生との出会いで一筋の希望が。「先生の教えについていけば治るんじゃ」 ほか)/ 2章 母の献身、付き添い授業、そして死別…(3歳になると生きものへの特別な反応を。「とべ動物圏」に行くと泣き暴れず別人のように落ち着いて観察している/ 「先生、いまだけ泣かせてください」保育園で見せた最初で最後の妻の涙 ほか)/ 3章 父が背負った「療育」変わった息子(妻の死で放心から再起へ。「ヨシくん、ごめん!」心の中で詫びながら支援学級に/ 「ゆきちゃんが乗り移ったとしか思えん」妻の魂が入り込んだのか母の死で変わった息子 ほか)/ 4章 父と子でがんばる喜び人生を変えた版画(息子は1往復だけど父は2往復。3年間無遅刻無欠席で続いたふたりの自転車通学の幸福感/ ガンガン頭を打ちつけ血が。高3になってもの自傷行為に怒鳴ってしまう ほか)/ 5章 アートで自立の道 母の思いは永遠に(寺尾先生との二人三脚で絵を続けることに。そしてフランスの展覧会で優秀賞を受賞!/ 毎晩必ず生きものを描く絵日記を。10年分、いつなにを描いたかおぼえているスーパー記憶力にだれしも仰天 ほか)
【著者紹介】
石村和徳 : 1960年生まれ。2歳で自閉症と確定診断された息子の子育てに夫婦で取り組む。シングルファーザーとなってからは、会社経営の激務と両立させながら、嘉成氏が高校生のときには3年間無遅刻無欠席で一緒に自転車で登下校するなど、苦闘の「療育」を続けた。現在は嘉成氏の個展の企画や、「療育」についての講演会にも取り組んでいる
石村有希子 : 1965年生まれ。幼児期に「話せない、暴れる」など自閉症の症状が出始めた息子を、どうやってしっかりと社会に送り出せるか、心を鬼にして「愛にあふれた、突き放し」で接するなど、献身的に「療育」に挑み、多数のレポートを残す。小学校では毎日教室で授業に付き添うなどしていたが、嘉成氏が11歳の2005年に、がんで他界
石村嘉成 : 1994年生まれ。生後2歳で自閉症による発達障害と確定診断が。両親の愛情と努力、療育センターでの指導などを受け成長し、高校は一般受験で入学。高3の授業で描いた版画が評価され、創作活動を始める。2013年に第2回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイング部門にて優秀賞を受賞。以降、各地で個展を開くたびに入場者数記録を塗り替え、メディアでも多数取り上げられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひびキング さん
読了日:2021/10/16
tenkawa さん
読了日:2022/09/08
mitchel1218 さん
読了日:2022/02/22
Yuko さん
読了日:2021/12/09
かなかな さん
読了日:2023/08/04
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人物・団体紹介
石村和徳
1960年生まれ。2歳で自閉症と確定診断された息子の子育てに夫婦で取り組む。シングルファーザーとなってからは、会社経営の激務と両立させながら、嘉成氏が高校生のときには3年間無遅刻無欠席で一緒に自転車で登下校するなど、苦闘の「療育」を続けた。現在は嘉成氏の個展の企画や、「療育」についての講演会にも取り
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