ジャック・ケッチャム

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老人と犬 扶桑社ミステリー

ジャック・ケッチャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594086152
ISBN 10 : 4594086152
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
279p;16

内容詳細

『少年と犬』(第163回直木賞受賞)馳星周氏絶賛!

「人は犬にいかに癒されるか。ケッチャムは暴力と流血の中でその事実を綴る」

『隣の家の少女』『オフシーズン』に次ぐ、待望の復刊!



老人が愛犬と共に川釣りを楽しんでいる。そこへ少年が三人近づいて来た。中の一人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が老人に二言三言話しかけたかとおもうと、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人がはした金しか持っていないと判るや、その少年は突然、銃を犬に向けて発砲し、頭を吹き飛ばした。愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去って行く少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は“然るべき裁き”を求めて行動を開始する。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねりわさび さん

    国の偉大さと道徳的な発達の程度は動物の扱い方によって計れる。というガンジーの言葉などを引用しつつ、愛犬を不良たちに殺された老人の復讐劇が描かれている。ケッチャム独特の暴力表現は少なく、エンディング間際まで淡々とドラマが展開して読みやすい。面白かったですね。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん さん

    きっと怖くていやーな話にも程があるに違いない、と思ったがあまりそうではなく、淡々とした復讐談だった。心の底まで腐敗した悪人が出てくるのはこの作者の作品らしいし、暴力も徹底していて小気味よい。犬を殺してはならぬ。

  • ペペロニ さん

    初ケッチャム。犬と一緒に釣りに来ていた老人は、ショットガンを持つ若者に犬を殺されてしまう。そこから始まる老人の執念の復讐劇。執念の深さに繋がる老人の悲惨な過去が描かれて、納得してしまう。ラストはなんとなくハッピーエンドで良かった。

  • すわれる さん

    ケッチャム初読み。犬を殺された老人の復讐劇。淡々と描かれていてサクサクと読めた。銃の持てない国で平凡な親の元に生まれてよかった、と思った。

  • hikarunoir さん

    登録した記憶があるのだが、消えている。映画化はしやすい方だったと思う。

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