火の柱 中 扶桑社ミステリー

ケン・フォレット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594084370
ISBN 10 : 4594084370
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
575p;16

内容詳細

エリザベス・チューダーと、メアリー・ステュアート。二人は、イングランドの王位をめぐって争っている最中だった。プロテスタントは自分たちに寛容なエリザベスを支持し、カトリックは非寛容なメアリーを支持していた。その争いは次第に暴力的な傾向を帯びて、ついにはフランス、スペインをも巻き込む宗教戦争へと突入していく。そのなかでネッドはエリザベスを、マージェリーの兄のロロはメアリーを支持して危ない橋を渡るはめになり、マージェリーは板挟みになって苦しむことになる…。

【著者紹介】
ケン・フォレット : 1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞

戸田裕之 : 1954年島根県生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第40弾(まだまだ続く、楽に50弾を超えそうです)、今回は中巻、主要人物が重なり合って、宗教戦争の嵐、物語が大きく動き出しました。続いてラスト下巻へ。トータルの感想は全巻読了後に。

  • のぶ さん

    二巻目に入り上巻で争っていた、ウィラード家とフィッツジェラルド家とのカトリックとプロテスタントの争いが発展して国家をまたぎ、イギリス、フランス、スペインを巻き込んだ宗教戦争に発展していった。このあたりは学校の世界史で学んだ世界となっている。その前段に、エリザベス・チューダーと、メアリー・ステュアートの王位をめぐる争いがあった。大河小説特有のストーリーの大きなうねりが読み手をうならせるが、その中に登場人物のロマンスが込められていて、面白い展開で進行してゆく。いよいよ最終巻に入ります。感想はその後で。

  • k5 さん

    シアーシャ・ローナンがスコットランドのメアリーをやった映画がありましたが、エリザベスとメアリーの女王対決の時代に入っていきます。フランス側は『王妃マルゴ』の世界ですし、歴史上の人物のキャラが相変わらず強すぎて、オリジナルキャラクターが埋もれてしまっている感は否めません。このシリーズといえば、時代を変える意志を持った女性が魅力ですが、シルヴィーに若干、期待するものの、比較対象がエリザベス女王なので難しいものが。下巻どうなりますか。

  • キムチ27 さん

    ぐっと歴史のうねりの中に投げ込まれた〜「王妃マルゴ」「二人の女王」のシーンがオーバーラップ。ラストは「聖バーソロミューの虐殺」のドロドロシーン。ユグノー側からの描写的の為、歴史で習ったそれとは些か違っているし、実在とフィクションの人物や家柄が入り組んで 私の頭は混迷。終焉のモノローグを語る男の気持ちが当時を彷彿とさせる感じだった。庶民も貴族も男女、ぐたぐたに絡み合う時代〜「女性が身籠るのはそれを愉しんだと考える男が大勢いる」という女の述懐がさしずめ本音かも。事の前後で食すおやつはナッツとドライフルーツ🎶

  • 星落秋風五丈原 さん

    原題火の柱=A Column of Fireは、エジプトで虐げられていた民がモーゼにより脱出した際に、夜は神が火の柱となって人々を見守った故事に基づく。宗教は人々の心の拠り所として、本来権力とは無縁のはずだった。しかし権力者が人々にとっての宗教の影響力に気づいた時、宗教界もまた一つの権力として無視できない存在になる。最大の権力者である国王が宗教のバックについたらどうなるかが本編で描かれる。聖バルテルミーの虐殺など歴史上の出来事が登場。

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人物・団体紹介

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ケン・フォレット

1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂―果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍

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