不埒な夫に焦がれて 扶桑社ロマンス

ミーア・ヴィンチー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594084035
ISBN 10 : 4594084036
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
591p;16

内容詳細

久々にロンドンを訪れたカッサンドラは、二年前に「形だけ」の結婚をして以来、別居していた、実業家の夫・ジョシュアと再会を果たす。妹が社交界デビューするまでの期限付きで同居を始めるが、不作法で無分別な夫への苛立ちを抑えられない。一方、暗い心の傷ゆえに他人を信用することができないジョシュアも、カッサンドラを邪魔者扱いした。だが、ともに生活をする中で、互いの内面に惹かれ合った二人は「本当の」夫婦になりたいと願うようになり…RITA賞最優秀ヒストリカル長編賞受賞作!

【著者紹介】
ミーア・ヴィンシー : ジャーナリスト、コピーエディターを経て、『不埒な夫に焦がれて』で、2018年にデビュー。2019年RITA賞最優秀新人賞にノミネート、かつ最優秀ヒストリカル長編賞を受賞し、一躍ロマンス界の寵児に。現在、オーストラリアのヴィクトリア在住

高里ひろ : 上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    二作目を先に読んでしまって慌てたら、結果オーライ。こちらが時系列的にはあとの展開です。デビュー作ですがすべてのキャラクターが丁寧に描写され、笑ったりハラハラしたり、長編なのに一気読みしてしまいました。非常に満足が行く読みごたえのある作品ですが、同時に自費出版デビューから口コミで人気が出てRITA賞受賞、という流れに驚かない自分を少々寂しく思いました。もはや才能を発掘する、という仕事は出版社ではなく実際に読む人に委ねられ始めているんですねえ…。

  • chie-don さん

    1910年代の英国摂政時代を舞台に、便宜結婚をした正反対の二人が主人公のヒストリカルロマンス。貴族の非嫡出子で、実業の世界で成功し財産をなしたけれどいろいろこじらせているヒーローと、父親の領地を守るため便宜結婚をしたヒロイン。彼女もまた礼儀正しさの陰に、家長としての重圧や鬱屈をかかえていて…。二人は惹かれあい真の夫と妻になっていく、というお決まりのストーリーなんだけど、二人の軽妙なセリフの応酬とか、しっかりした設定とか、楽しめました😄💖しかし、非嫡出子の扱いは徹底的に低い。所と時代の違いを感じるなぁ…

  • rokoroko さん

    結婚しても次の日から疎遠な夫。ヒロインは妹たちをデビューさせなくてはと、都会に出てきた。田舎にいて名ばかりの妻でいればよいのにと思うヒーローとの会話が面白かった

  • harutamano さん

    ヒィイめっちゃ好きぃい身分差ケンカップル。お互い知らんぷりから始まってするりと手を組むとか馬車の中で喧嘩とか、好きの幕内弁当やー!ガツガツ働くヒーローと家族のため精一杯気を張ってる賢いヒロインが彼の前だけでは怒ったり気を抜いたりとか親子のあれこれとか、好きのミルフィーユや〜!後半輪をかけて切ない。でも苦労した分だけ幸せになるんやで〜!!シリーズ続きも読みたいィイ!

  • まみ子 さん

    RITA賞最優秀賞受賞作。形だけの結婚をした夫婦が本当の夫婦になるまでの山あり谷あり。たしかにデビュー作とは思えないほどの完成度の高さ!2人がお互いのことを夫と妻と気づかずに再会してしまうところからめっちゃ引き込まれた。夫の秘密と妻の秘密、それぞれが絶妙にお互いを苦しめてて切ないけど、クスッと笑えるユーモア溢れる会話も楽しめる。ヒロインの風変わりな姉妹も、ヒーローのばらばらになってしまった家族も今後が気になるシリーズ。

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