増補 日本の文化 本当は何がすごいのか 扶桑社文庫

田中英道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594076092
ISBN 10 : 4594076092
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
263p;16

内容詳細

イタリア美術史研究の第一人者である著者が、比較文化の視点から日本文化の基底に見たもの、それは神道だった。本書では、『万葉集』や西行の歌、兼好法師の随筆、芭蕉の俳句、葛飾北斎の浮世絵、さらには仏像までが、神道の心を表していることを具体的に解説している。北斎の絵は、なぜセザンヌやゴッホらに大きな影響を与えたのか?日本の神話が語っている日本文化の特色とは何か?聖徳太子の「和の精神」とは何か?天皇とはいかなる存在なのか?“クールジャパン”の源泉たる日本文化の神髄がよくわかる10章。

目次 : 第1章 日本文化のすごさの源泉/ 第2章 自然信仰によってつくられた日本文化の独自性/ 第3章 『万葉集』を読めばわかる日本のすごさ/ 第4章 神道の心をうたう歌人・西行/ 第5章 “気韻生動”で表された御霊信仰/ 第6章 日本文化の中心にはいつも天皇がおられた/ 第7章 神話が語る日本文化の特色とは/ 第8章 聖徳太子の「和の精神」とは何か/ 第9章 『徒然草』と日本人/ 第10章 文化大国・日本

【著者紹介】
田中英道 : 昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、同美術史学科卒業。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。現在、東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍するかたわら、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Honey さん

    日本人の感性のもとがよく分かります。 神道のこと、”日本の”仏教の事も、いままでもやもやしていたことが、すっきり理解できた気がします。 そして、歌や絵やその他もろもろの芸術作品や文化的営みから読みとれる日本の面白さ、すごさ! これはやはり、これから益々世界の注目を浴びますね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

田中英道

1942年東京都生まれ。現在、東北大学名誉教授

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品