乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術 扶桑社文庫

外山滋比古

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594075583
ISBN 10 : 4594075584
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
227p;16

内容詳細

専門バカになるな。大きな宝をとらえよ!「知の巨人」が、思考を養い人生を変える読み方を伝授!『思考の整理学』読書版!

目次 : 本はやらない/ 悪書が良書を駆逐する?/ 読書百遍神話/ 読むべし、読まれるべからず/ 風のごとく…/ 乱読の意義/ セレンディピティ/ 『修辞的残像』まで/ 読者の存在/ エディターシップ/ 母国語発見/ 古典の誕生/ 乱談の活力/ 忘却の美学/ 散歩開眼/ 朝の思想

【著者紹介】
外山滋比古 : 1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、現在に至る。文学博士。英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続け、その存在は、「知の巨人」と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 徒花 さん

    おもしろい。ポイントを一言で説明すると「小説とか専門書だけじゃなく、とにかくいろんな本をサラッと読め」ということなのだが、本質的な部分は「本の家来になってはいけない」というところだろうか。本は読者が読んで始めて完成するものであり、著者と読者の立場は対等(むしろ著者のほうがちょっと下?)であるというスタンス。飄々としたちょっと古めかしさを感じさせる文体で、すらすらと読み進められる。ただ、こうはんはちょっとグダるところもある。しかし、一読の価値はある。

  • やすらぎ 🍀安寧祈願🍀 さん

    本は風のように読むのがよい。読書で知識を得るが、それは借りものである。広く知の世界を好奇心に導かれて放浪する乱読。その思考は自力である。知識の詰め込みすぎはよくない。詰めては行動し忘却することで知識となる。ストレス疾患も有害刺激をいち速く忘れるために、小まめな発散が大切。忘れることは健康を保つことでもある。セレンディピティとは、思いがけないことを発見する能力。その一つの方法が乱読であり、散歩である。人は歩いていないと眠ってしまう。頭は記憶するためのみにあるのではなく、新しいことを考え出す大切な働きがある。

  • ehirano1 さん

    本は風のように読むべし。これを「乱読」という!

  • じいじ さん

     私の読書は、年を食うごとに遅読になっている。速読能力を備えた人が羨ましい。だが、残りの人生が気になりだしてから「読みたい本」は日毎に増えている。本作に飛びついたのも、〈思わぬ発見をもたらす乱読〉のコンセプトに若干の期待をしたからである。著者の読書哲学には合点できない箇所もあったが、これからの読書人生に目からウロコの言葉もあったので、580円の本代はムダではなかった。「つまらないと思ったら途中でも放り出せ。乱暴だが、いやな本を読んで得るところは少ない」。再読したい面白い本に出合うため明日も本が読みたい。

  • マエダ さん

    ”本に義理立てして読破、読了をしていれば、もの知りにはなるだろうが、知的個性はだんだん小さくなる”ここがこの本の読みどころあった。

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