スティーヴン・ハンター

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我が名は切り裂きジャック 上 扶桑社ミステリー

スティーヴン・ハンター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594074715
ISBN 10 : 4594074715
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
299p;16

内容詳細

1888年8月31日、ロンドンのホワイトチャペル地区イーストエンド。弦月の夜、男は誘い込んだ娼婦の喉を切り裂き、腹をえぐり、内臓を引き出した。事件の発生を聞きつけた夕刊紙“スター”の記者ジェブは、早速現地に向かい惨死体を目の当たりにして、他社に先んじてスクープをとる。その後も凄惨な凶行を次々と重ねてゆく恐るべき殺人鬼。ジェブは、とあるパーティで知り合った音声学の碩学デア教授に推理面での協力を得ながら、犯人の正体を暴きだすべく、事件の調査にのめりこんでゆく…

【著者紹介】
スティーヴン ハンター : 1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社。書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞

公手成幸 : 英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU さん

    あのスティーヴン・ハンターが、“切り裂きジャック”の謎に迫る。事件を追う新聞記者の回想録と切り裂きジャックの日記で物語は進んで行きます。ジャックが殺害の様を詳細に独白しています。これが結構エグイ!そして合間に娼婦メアシャンの手紙も。これからメアシャンがどう関わって行くのか?どのような結末になるのか?上巻では全く予想できません。事実としては、この事件は未解決のままなのですよね。引き続き下巻へ行きたいところですが、図書館の順番待ちという事で、残念!⇒

  • のぶ さん

    切り裂きジャックの話は過去にいろいろな作品があるので、すんなり世界に入ることができた。上巻の舞台は1888年暗く薄汚れたロンドン。記者ジェフとジャックの視点で交互に描かれている。事件の被害者は一切の感情を持たず、単なる物として扱われている。とても読みやすく、こんな視点の話もありかという感じ。上巻を読む限り、スティーヴン・ハンターも随分枯れたように感じた。スワガーのような脂ぎったものも良いが、こんな作品も好きだ。この先どうなるのか?感想は下巻で。

  • ♪mi★ki♪ さん

    切り裂きジャックの日記と新聞記者ジェブの回想録が交互に綴られ時々娼婦メアシャンの手紙がはさまる構成。プロファイラーは、ロンドン大学のデア教授。科学捜査も無かった19世紀の実在の猟奇殺人鬼「切り裂きジャック」関連の本ってワクワクするわ。未解決のままってところもミステリー作家さんの創作意欲を掻き立てるんでしょうな。基本的な事件のあらましを知っているので、読み易く感じるし、非常に面白い!下巻も楽しみ〜♪

  • Panzer Leader さん

    スワガー・シリーズのスティーブン・ハンターが切り裂きジャックのミステリーを描く異色作。犯人の日記、記者の回想録、娼婦の手紙を絡めて話が進んでいく。この三者が交わる時物語はどう動くのか、ホームズばりのデア教授の推理の腕や如何に、ワクワクしながら下巻に突入です。

  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★★  スワガーシリーズを期待すると火傷するかも(笑)  後期ヴィクトリア朝・・・産業革命で絶好調のイギリス帝国を光とするならば、その陰の部分で進んでいくストーリーだと思えば地味に面白いです。  登場人物としては「スター紙」の新聞記者が主人公に据わると思うのですが、「ジャック」本人の主観目線で語られている部分や、「メアシャン」なる娼婦の手記的な感じで語られている部分もあり、退屈はせずに読めると思います。  事件に直接絡んでいる被害者の視点は一切なしでかなりクールな印象です。 

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